駐在妻の生活の軸


駐在妻生活が自分にとって楽しくないと気がついた私でしたが、なぜ楽しくないのか、しばらく理由は分かりませんでした。

最初は習い事の内容が自分に合っていないからだと思っていました。
でも日本にいるときは何をやっても割と楽しめていたのに、どうしてだろうと思いました。習い事は日本人先生のレッスンも多かったので日本とさほど内容が違うということはないはずです。

では日本に居たときと何が違うのか。

日本では私の生活の中心は仕事でした。その余暇として習い事やその他のことがありました。
生活の軸が別にあったので余暇として趣味や習い事を楽しめていたのです。

駐在妻の在り方に正解があるとしたら、駐在妻の使命と自分の軸が一致していること、つまり家族の生活のサポートを第一とし、それを自分の軸として生活することだと思います。そして余暇としていわゆる駐在妻っぽい活動を楽しむ。

私は仕事の代わりに新しく得た駐在妻という使命を自分の軸とすることができませんでした。だから何をしても楽しくなかったのです。

時に駐在妻っぽい活動を生活の軸とされている方もいらっしゃいます。そしてそれを非難する方も見てきました。でも辛い思いをして生活するよりよっぽど素敵な生活だと私は思うのです。駐在妻の使命の中に駐在妻自身も生活を楽しむことが含まれるので、それならばそれもありなのではないでしょうか。
私はそれすらできませんでした。

私は駐在妻の使命を軸とできず、駐在妻っぽい活動の中にも軸を見つけることができませんでした。


私が駐在妻の使命を軸にできなかった理由は色々あります。それはまだ別に書こうと思います。

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