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人生のコンセプトは、これですぐわかる。

人生のコンセプトは、生まれた時から決まってる。
それは、名前。

「名前ってコンセプトなんだよ」って話は、弊社の社長、デザイナーの前田さんがよく言っています。前田さんご自身も「高い志」という名前だから、めちゃくちゃコンセプト通りに生きてると思う。

それを聞いて、私も名前の由来を調べたことがある。綾とは、美しい模様を織りだした薄い絹の布を指す。

「美しい、上品」という意味合いと、綾織が複雑で入り組んだ美しい模様なので「繊細、糸を織りなす→人と人の交わり」の意味合いもある。

母に聞いた際は、「人をつなぐ、つながって生きてほしい」そういう意味を込めたと言ってました。コミュニティマネージャーをさせてもらってるので、ビンゴですね。あと、私がライティングで得意としているのは、文章力というより、複雑なものを紐解いてわかりやすく伝えることです。これも綾織の意味に近い気がしてます。気づいたら、名前通りに生きていました。

話は変わって「名前はコンセプト」を、再認識することが昨日ありました。ふと細木かおり先生の動画を見ていた時です。起業家の溝口勇児さんがゲストだったのですが、その中で溝口さんの人生の転機だったというエピソードが語られます。

小学生の頃、溝口さんと友人数名が高校生にカツアゲされて、友人一人がボコボコに殴られた。溝口さんは、その時恐怖で動けなかったという。帰宅してそれを知ったお母さんは、溝口さんをビンタしたらしい。「お前は友達がやられている時に何をしていたの?(勇児という名前の)勇気とは、怖いと思わないことではなくて、怖いと思っても行動する度胸があること。そんなダサい子に育つと思わなかった」と言ったのだそう。

ロックでかっこいいお母さんですね。溝口さん自身もそれが人生の転機になってるとのこと。名前って、やっぱり人生のコンセプト。この動画で気づいたのは、名前のコンセプトは、親がちゃんと子どもに教えるものなのかもしれないということ。

なんでこんなことを書こうと思ったかというと、うちには息子が二人いまして。上の子が中三、15歳、高校受験を控えた時期なのですが、全くその緊張感がない。夜寝るのも遅いし、朝起きるのも遅い。勉強量が増えてる感じもない。そこまで上の高校を狙ってないというのもあるし、勉強が人生の全てでないとも思ってる。とはいえ、それでいいの? と感じることが多い。この傾向は中1の頃からだったが、改善されてない。2年前に書いたnoteはこちら。

でも、相手は思春期男子なので。基本しゃべらない、交わらない、こっちが何か言っても無視が大半。なんかそれでいいのかなぁ、と思うことが多い。立派に生きろとはいわないんだけど、何かに一生懸命になってみては? とも思う。

息子の名前を決めたきっかけは、最初は私が好きなミュージシャンの方の名前です。この名前いい!男の子を産んだらこの名前をつけると決めていました。なので、正直そんなに深い意味はない。でも後付けで「大きな志を抱いて、盛んに活動する」という意味があると知った。

運命なのか? 長男は小さい頃から音楽が好きで、今も毎日お風呂で1時間は軽く熱唱している。そういう道に進めばいいのになぁ。あなたの名前の由来には音楽が関係しているんだよと言ってあげようかな。おせっかいですが、せっかくなら何かに一生懸命に生きてほしい。その対象がなんであっても犯罪以外ならいいから。大きな志を持ってほしい。

受験が終わったら、そんな話を彼にしてみようと思う。


最近ライティングの話が多かったので、今日は言葉の話を書いてみました。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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