扶養の衝撃

最近問題になっている、103万円の壁。
私は20年以上会社勤めをし、単身で社会保険料・住民税・所得税を払い続けている。
これまで何の疑問も感じていなかったが、被扶養者は住民税を免除されているという現実にショックを受けた。

職場のパートの女性に話を聞くと、やはり、その壁が大きな障害となっているようだ。働きたいけど、税金がかかる、だから、範囲内で働く。
なんだか、ガラスの天井を思い出した。
バイアスどころではない、制限。
女性が働くとなぜそうなるのだろう。
男性は会社で働き、大黒柱として家族を支え、
女性は家庭を守り、家事・子育てをするという考え方はとても勿体無いと思う。
例えば子育てがひと段落した時に、フルタイムで働いた女性と、
パートで時間を調整した女性の間には、キャリアとスキルの差ができるのではないだろうか。自分の能力に蓋をしているようなものだ。

これからは、女性が働く環境が整備されればいいなと思う。
好きなだけ働いて、その対価として給料を受け取り、正当な評価をもらう。
そういう社会を作ろう、そのために自分にできることはなんだろうと考えさせられた。



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