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金曜日夕方が集合の合図。

TBS〜♩ポッドキャストからはじまる
オーバーザ・サン。
ジェーン・スーさんと堀井美香さんがパーソナリティをされている番組だ。

ポッドキャストはバックグラウンド再生が可能なため何か作業をしながらでも聴ける利点がある。

オーバーザ・サン=おばさん
ここのリスナーは互助会員と言われる
そして互助会員は世界中に分布している

日本各地はもちろん、世界各国からメールが届く。
私は今年オーバーザ・サンの投稿企画で浄水器とトップスが当選した。
とんでもねぇ、倍率の中受けた幸運が有難い。

TBSと書かれた青い色のファイルは宝物のように重要な書類をいれるように使っている。

オーバーザ・サンを知ったキッカケは、作家の岸田奈美さんとお母様がお車でよく拝聴されていると知ったからだ。面白い人が聴く番組はきっと面白い。
そしてやはり期待通りだった。

余談だが岸田奈美さんは京都の自宅が漏水して今まさに大変なことになっている。しかもコロナのエリス株に感染して高熱が出る中管理会社と交渉するというえらいこっちゃな状態。
マンションの岸田さんの部屋だけがびちゃびちゃ。しかも汚水…。

木曜レギュラーのニュースおかえりのトップニュースで「天井からもうあかんわ」というタイトルでトピックスになっていた。
本来ならば母と奈美さんで出演しながらホノルルマラソンについて語る回のはずだった。
新しい部屋が早く見つかることを陰ながら応援したい。

オーバーザ・サンに戻る。
メールテーマがとにかく面白い。
「私が〇〇を好きな理由」シリーズは視点が広がる
最近の幼少期に食べていた魚も面白かった

しかし先週は冤罪について重いテーマを扱っていた
この件についてお二人はとても慎重に多方面に敬意を払ってくれた
事前に事件について取り扱うと注意喚起もあった

私が大学時代に判例の一つとして読んだその事件をここまで掘り下げる聴く力。互助会員から届く様々な立場から送られてくる意見。

__彼女は私だったかもしれない_
そう思えた。先週の回は何度も咀嚼するように聴いた。だけど答えは出ないし、犯人も捕まっていない未解決事件だ。もう捕まらないかもしれない。

法学部の4年間の中で裁判所に通い、腰縄をつけられた人を初めてみた。殺人事件の傍聴もした。全く関係ないのに被告人として質問されている人を見て、この人は人の命を奪ったのか…という視点でみると指先から血の気が引くのを感じたのを覚えている。
刑務所を訪問して学びとしていたつもりだった。
司法の世界はまだまだ不完全だと思い私は卒業した。

矯正展では刑務作業で作った木工作品や家具を何点か購入して今も使っている。丈夫だし丁寧に作られている。大きなものは刑期が長い人が作ったのかなと想像してしまう。

普段はお二人の軽快なトークがとにかく面白い。
テンポが良すぎる。

こんな年末になんだが、今年の初めには互助会員からTBS宛に届く年賀状ではグループ単位での大掛かりな大人のイタズラをした。送り主が全員違うのに並べると絵が出来るようなものだったと思う。

きっと今年もなんらかサプライズを仕掛けるのだろうと密かに見守っている。年明けが今から楽しみだ。

リアルな互助会員にはまだ会ったことがない。
イベントも遠い地で開催されるため行けない。
だけど毎週末欠かさず聴いている。

そういえばアミノバイタルも当選した。
「お一つどうぞ。」のコーナーだ。
でも一度もメールは読まれたことがない。
いつか読んでもらえたら嬉しい。


聴衆率というものがあり、和歌山がワースト3位に入っていた。そこで堀井美香さんが和歌山クイズとして同じポッドキャスト番組の「よるののうか」から問題を丸パクリした。

そうしたら大変なことが起きた
「よるののうか」が凄い勢いでランキングが上がった。互助会員の影の動きをひしひしと感じた。

そして「よるののうか」の主が育てていた、早早稲(はやわせ)みかんがあった(1本だけ収穫し忘れてそれを詰めてオーバーザ・サンに送った)。
ジェーン・スーさんも堀井さんも大絶賛の美味さのみかん。主によるとこの時期的に熟成されたすごく甘くなるという。

みかん農家の長男にボロ雑巾のように捨てられた私でさえも食べてみたいなと思い農園のホームページを検索すると全て売り切れていた。出遅れた。
早い話バズったのだ。またみかんを食べる機会を逃してしまった。みかんを見ると胃がキュッとなる。

もう10年近く経つのに。フラれたその日大学へ行き、荷物をまとめた。部室でたまたま会った同回生の子に何も説明出来ず抱きついて泣いてしまう程子どもだった。

部室の鍵を閉め切りガチャガチャ開けようとする後輩に「ごめん!ちょっと取り込み中や!後にせぇ。」と一喝してくれた。

泣き止むまでいつまでも背中をずっとさすってくれた彼女とは今もママ友だ。優しそうな夫さんとSNSに出てくる家族写真は幸せそのものだ。我が家の息子とは一つ違いだ、息子さんも健やかに育って欲しい。

若かったあの頃、一つ目の就職先で失敗し、やけになり未練がましく彼の出身地で就職した。彼は帰って来ず次男が農家を継いだ。どのみちあの姑とはうまくやれない、私は欠陥品だ。

彼から貰ったジュエリーは海に散った。出会ったのも海なのだ、こうして区切りをつけた。今思えば売ればよかった。それくらい割り切れてる。
散々奢ったらお礼として今年の5月の誕生日にLINEギフトを通じてビールを渡した。彼もまた健やかであれ。もう、あの言葉は恨んじゃいない。



「よるののうか」を聴くとあの日発注が相次いだらしく、主はびっくりして急いでパソコン開いてストップの手続きしたと言う。
オーバーザ・サンの互助会員が通ったあとは虫1匹も残らないと悟った。



オーバーザ・サンから派生した
「秋田県人しか出ない」も大好きだ
ゲストで出てくれた1人に高橋優さんがいる
本物のコテコテの秋田弁を話してくれる
ババヘラアイスを食べてみたい
いぶりがっこは家庭によって味が違うらしい

高橋優さんは歌っている姿しか見たことがなかった。それに秋田出身とは初耳だった。
とにかく笑える。

「東村アキコと虹組キララの身も蓋もナイト」
これもかなりオススメだ。
不定期更新で今は更新されていないがまとめて収録しているようなのでまたそのうちに配信されるだろうと思う。

リスナーはオス豚・メス豚・主婦豚と呼ばれる。
相談解決型トーク番組だ。
リアルを感じられる番組だ。

東村アキコ先生は言わずと知れた売れっ子漫画家だ。代表作は『東京タラレバ娘』や『ママはテンパリスト』他多数だ、そして芸人たちを統率している。

この番組はリスナーから送られてくる悩みがとにかく生々しい。これで一冊本が出せるんじゃないかと思うくらいだ。先生に挿絵を描いてもらえるなら豚たちは本望だと思う。

悩みに対して直球の気持ちのいい返答が返ってくる。第三者視点からの豪速球だ。
アキコ先生の言葉で目が覚めると思う。

他人のお悩みだったが境遇が似ていて私も冷水を被ったような衝撃を受けた。

実は私も何度かメッセージを送りステッカーを3枚ほど所有している。

数年前に初めて送った悩みは夫婦喧嘩の火種となった家族トラブルの話だった。事件当日私は自宅から離れDVシェルターに避難した。シェルターでは本名を明かされない。着の身着のままというのはこのことだ。

花の名前を仮の名前とした部屋に案内された。
まだ赤子同然の我が子と薄っぺらい布団に横になると自然と涙が溢れた。背中をさすってくれる同回生はいない。強い孤独を感じた。

こんな目に遭わせた奴らに毒を盛ろうと思った。
本気で考えていた。身近なもので有毒ガスは作れるしなんなら粉薬にして一服盛ることだって知識があれば可能だ。薬には相性がある。混ぜてはいけない薬を別々の病院で処方してもらうことを考えていた。あの夜は眠れなかった、明け方に少し意識がなくなっただけ。
被害者はちょっとした弾みで加害者になると思った。
翌朝食べたパンは味がしなかった。

そして市役所に行き離婚届をもらった。
夫の欄は書いてもらっている。
私がいつでも出して良い約束でやり直すことになった。おかげさまであの日以来大きい喧嘩はしていない。私が一方的に怒り出て行くことはある。

あの夜、怒り狂って家を滅茶苦茶に荒らした後で警察のご厄介になりパトカーでシェルターに行ったのだ。今になったら笑えるかと思ったが、これはさすがに笑えない。前科はつかなかったのが救い。実家に迷惑がかかってしまう。下手をすれば職業柄父は失業だ。

身も蓋もナイトのステッカーの1枚はスマホ裏に魔除けとして挟んだ。

ポッドキャストは私の生活になくてはならないのだ。

もうすぐ、オーバーザ・サンが更新される。
今週もみんなお疲れ様。


#わたしとポッドキャスト

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りょう。
無印良品のポチ菓子で書く気力を養っています。 お気に入りはブールドネージュです。

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