新しい時代の生き方
様々な経営者にとって、今回の新型コロナウイルスで自分たちの今までのやり方を見直す機会がやってきていると思いますが、Minimalチョコレートの山下社長の記事が興味深かったので掲載させていただきます。
強く共感したのは、沢山の会社が今までやってきたことをウェブに置き換えようとしているけれども、オンライン、ウェブはツールでしかないということ。そもそもハラペコラボはコロナに関係なく、オンラインショップがメインの販売を行っていたので今からオンラインに商売を切り替えよう!というわけではないのですが、博物館や遠方のお店への卸販売が実際ゼロになり、スタッフさんへの負担の軽減も考えて、ケータリングは休止しており、仕事の大半がオンラインショップの運営になったことで、普段よりゆっくりオンラインショップを見つめなおす良いきっかけが生まれました。
インスタグラムで集客しファンを作り、そこからオンラインショップへ来てもらう。という単純作業をとにかくコツコツ毎日行っていて、地道に売り上げにつなげるということをやってきたのですが、正直そこまでで思考が精一杯でした。
外に出られないことで、見つめなおした第一歩が、私自身経営者として考えてきたことをこのnoteにメモとして記録していくことをはじめることでした。インスタグラムだけでなくお客様がいわば宣伝マンになってくださりTwitterで紹介してくださった時に、自社としても何者か?ショップはどこか?道しるべを作る事も始めました。
Twitterアカウント @harapecolab
知らず知らずのうちに発信して下さった方をきっかけにご興味を持ってくださった方がちょっと検索してもすぐに見つかるようなフラッグを掲げる。
私自身商品作りの際に必要不可欠な要素は、お客様のニーズに「ワクワク」と「楽しい&便利な驚き」をもって応えるということだと常々思っているのですが、世の中がオンライン中心になっていったとしても、(おそらく十中八九なっていくのでしょうが)顔が見えないなりの伝える努力をしたり、商品を「今」のニーズに対して変化させていかなければならないと考えます。
そういう意味では今興味があるのは、EC中心での販売を行っている弊社の特徴を活かし、ハラペコラボを大切に思ってくれているお客様をより一層大切にすべく、「お客様の声を聴いて商品開発をやってみました。」
というような「お客様の生の声を拾い上げる」商品開発もやってみたいと思います。こんなデザインの、こんなラインナップの商品が欲しい!などと気軽に出来るSNSやオンラインの特徴を試してみたいところです。
今までずっと福岡の小さな小さなアトリエで作るこの子たちを知って、何度も購入してくださる方が有難いことに何人もいて、私にとってはそういう方々も最早ハラペコラボの一員ではないかと思うのです。ずっと見守ってくださっている方々とのコラボ商品が出来たら、また味わい深いものになるのではと思い、ワクワクします。
と、誰に役立つでもない地味な記事になってしまいましたが、あくまでも自分用のメモということで、また書きたいと思います。
目標を立ててそこへ向かってただただコツコツとやっていく。そういう派手では無いけれどもささやかな日々が楽しいなと思います。