転職って当たり前なの？転職しないとどうなる？

最近は転職が「当たり前」と言われるようになってきていますね。以前は転職は悪だとみなされ、逃げたとか色々と悪く言われる事が多かったのが、最近は転職している人が当たり前になってきました。

私自身も転職でキャリアを形成してきているのですが、誰でも当たり前のように転職をすべきなのでしょうか？

結論

実際のところ、私は誰でも転職すべきとは思っていませんし、今転職しない方がいいという人もいるので無闇にオススメしているわけではありません。

転職はあくまでキャリアを形成していく為の手段の一つです。新卒から勤めた会社で自分のキャリア形成ができてしまうのであれば、その会社から動く必要はないでしょう。

例えば、営業からスタートしたが、マーケティングに部署異動、開発に異動、社員教育の部門への異動など。自分が成し遂げたいキャリアを叶える事ができるのであれば、転職する必要は全くありません。

どんな人が転職すべき？

これは上記のように自分の進みたいキャリアに行く事ができそうにない人です。

今の会社にいても希望の部署に進めないのであれば、他の会社に機会を求めてもいいのではないかという事です。

結局は自分がやりたいことをやるのが、一度の人生では大切なのです。

失敗してしまう人って？

これには複数ケースがあると思いますが、個人的には役職や収入の割に経験値が少ない、できることが少ないという方なのかなと思っています。

例えば年功序列の会社に在籍して、自分自身の能力を高めることをしていないにも関わらず収入だけは上がり続けてしまってきた方は盲目的になりがちかなと、これまでに会った方々を見てきて思います。

何年も大企業にいて、ある程度のポジションまで昇進。しかしマンネリや業務が鬱陶しくなって転職。そして転職したものの実際には自分にはさほど能力がなく、新しい環境に馴染めずに評価を落とす。そして収入が減ったという人もいます。

当然と言えば当然で、能力での昇進ではなく、年齢と共に空いたポジションに入っただけなので、本来の実力ではないんですよね。だから仕事ができると勘違いしてしまう。

このようにならないようにするには、自分のできる事、まだ足りない部分、これからやりたい事をきちんと把握して仕事に対して前向きに取り組むことです。

特に足りていない部分を意識して、経験していく事は自分を伸ばす為に必要になっていきます。

先日、知人がこのような事を言っており、私も同意でしたが、
「新卒から仕事をしてきて、初めて職務経歴書を記載してみた。自分て思ったよりもこの経験がないなという事が浮き彫りになってきてショックだった。新しい環境ではそれが経験できるといいなと思えた。」

このようなことから、現在転職をする気がなくとも職務経歴書は早い段階から作成をしておくのをおすすめしています。

自分の転職

そんな私は最近転職をしています。

その際、元々いた会社で経験したい事業部の仕事があったのですが、そこに人員の空きがでませんでした。

人事にも問い合わせを行いましたが、空きがなく。

そうこうしている内に今の会社の上司からお誘いを受けました。

①自分が経験したい事ができる点
②ベンチャーで自分が会社を成長させる機会を経験したい

特に②はこれまで在籍していた会社は大企業だったので、経験する事ができないと思いました。

①に関してもですが、職務経歴書を見直してみた際に自分に足りていない部分を新たに経験に加える事ができそうであり、キャリアにおいても大切な経験となると感じたので、飛び込むこととしました。

私は自分で考えて動いて、狙った成果を出せるようになる事を理想としています。
また、自分がマネジメントになった際に、部下が成果を出せるようにサポートできる人材でもありたいと思っています。

直接顧客と接しても問題・課題解決を通じて売上を獲得してこれる。
他人を動かすことでも売上を作る事ができ、問題・課題解決を行う事ができる。
キャリアを通じてこのような事が実現できるように考えています。

その為に必要であれば転職をすれば良いと思うし、今いる会社でそれが実現できるのであればそのまま在籍すれば良いとも思っています。

まとめ

・何でもかんでも転職しろというわけではない。
・自分のキャリアに必要な事で、今いる環境で経験ができないのであれば転職も選択肢の一つ。
・転職で失敗する人は何も意識せず、向上心を持たずにただ年齢を重ねてしまった人が多い。
・いつでも転職しようと思えば転職できる人材になる事は大切。精神的に余裕が出るし、能力も伸びる。

お読み頂いた方の今後のキャリア形成がうまくいく事を願っています。

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