見出し画像

【妄想小説】春様の召使い 6話

セール中

〜1月27日 00:00


6-0. 我が家(3号)

「「いらっしゃいませ、春様。」」

私と長女は裸で玄関に土下座し、春様と彼氏様を迎え入れる。
春様が私たちの頭をコツンと蹴ってくれる。
私たちは頭を上げて立ち上がり、リビングのドアを開ける。

春様と彼氏様は土足のまま家にあがり、リビングの高級ソファに腰掛ける。
このソファは昨年春様が、厳密に言えば召使い2号が買ってくれたもので、一般庶民である我が家には明らかに不釣り合いな代物である。
同様にリビングの大型テレビと冷蔵庫、そして長女の部屋のベッド一式は春様が買ってくださった高級品だ。

6-1. 去年の8月19日〜夫婦編〜(3号)

春様が初めて我が家に来たのは、去年の8月19日だった。あの日はすごく突然で、そして我が家の歴史が大きく変わった日だった。

その日、高校3年生の長女は図書館で勉強、高校1年生の次女は美術部の活動で学校へ行っていた。
パパは休みの日だったので、2人でどこかランチにでも出かけようかと話していた。
すると突然パパの携帯が鳴り、パパは画面のメッセージを見てとても焦った表情を浮かべた。

「ごめんママ。ちょっと急用が入っちゃって、少し出かけてくる。ランチはまた今度行こう。」
「あらそうなの。分かった、行ってらっしゃい。気をつけてね。」

何の急用かは気になったけれど、それを聞く暇もないくらいパパは急いで身支度を始めたので、只事でないことは分かった。
帰ってきたら聞けば良いと思い、私は何も聞かずにパパを見送った。
パパは会社の経費で買ったばかりの高級車に乗り込み、大きなエンジン音を鳴らして足早に家を出て行った。
その20分後くらいにパパからメッセージが届いた。

「お客様を今から家にお呼びしたいんだけど良いかな?本社の重役の御令嬢だから粗相のないようにしたいんだけど。」
「分かった!今からできる限り準備する。それにしても突然だね笑。」
「ごめんね。ありがとう。」

私は急いで家を掃除した。
玄関の不要な靴をしまい、スリッパを並べ、玄関からリビングまで掃き掃除して、我が家の中では一番高級なティーカップを食器棚の奥から出し、お客様用のお菓子を用意した。

メッセージから15分くらいで玄関のドアが開く音がしたので、玄関にお迎えにいった。
そこで私は心臓が止まるかと思うくらいに衝撃を受けた。

【ふふ。お邪魔しまーす笑】
「え!は!春様!?」

そこにはまさに天使のように光り輝き、悪戯な笑顔を浮かべる春様が立っていた。
夏休みに入って登下校の送り迎えがなくなってしまい、私はしばらく春様と会えていなかった。
7月27日の献上日も春様の予定が合わないということで電子マネーでの送金となったため、会うことは出来なかった。
なので終業式の日以来、約1か月ぶりにその美しいお姿を拝見した。

いつもの制服姿も神々しかったが、その日初めて見る私服姿もそれはそれは可愛く美しかった。
ダボっとしたオーバーサイズの黒Tシャツにはオシャレな外国風のデザインがプリントされていた。
ミニスカートの下からはどこまでも透き通る美しいおみ足がスラッと伸び、足元は純白のショートソックスとマーチンのサンダルの組み合わせが美しかった。
しばらく春様のお姿に見惚れていると、春様が話しかけてくれた。

【ジロジロ見過ぎでしょ笑。3号脱ぎな】
「はい!春様!」
「え、ちょママ。」
【8号うるさい。お前は椅子】
「はい!田中様!」

私は状況を飲み込めないまま、そしてパパの前でも関係なく、脊髄反射で春様の命令に従った。
パパも同じく春様の命令に即座に従って土間で四つん這いとなり、その背中に春様は腰掛けた。
私は突然のことに困惑したが、たしかに今この場には春様がいて私に命令してくれているのだから、ただそれに従った。
そして春様はパパのことを8号と呼んでおり、経緯は全く分からなかったが、パパも私と同じ立場にいるのだと理解した。

【田口さんとはいえ、さすがに同級生の家に土足であがるのはダメだよねー笑】
「はい!春様!とんでもございません!春様のお靴が汚れないよう先ほど掃除しましたので、是非そのままお上がりくださいませ!」
【ふーん。あ、そうだ!じゃあ3号舐めていーよ】
「はい!春様!ありがとうございます!」

春様は両足を前に伸ばし、踵を床について足先を少し浮かせた。
私は土下座して舌を伸ばし、春様のサンダルの靴底を舐めた。
サンダルはほぼ新品で汚れは少なく、多少付着していた土埃をさっと舐め取った後、アルコール綿とタオルで拭いた。

その後は春様をリビングに案内した。
パパは春様に命令され、玄関で裸になってからリビングに入った。
いつも食事中に次女が座る椅子に春様は腰掛け、私たちはその前で正座した。
私の目の前には春様の美しい右足、パパの目の前には春様の美しい左足が君臨し、私たちはその美しいおみ足に魅了された。

【靴下消臭】
「「はい!春(田中)様!」」

私たちは嬉々として返事をした。
春様のおみ足に負担をかけないよう慎重にサンダルを脱がし、踵に両手を添える。
春様が快適に足を伸ばせる高さで両手を固定し、両手を足置きとして使用していただく。
そして両手の上に乗る春様の足の裏に、ぴったりと顔をくっつける。

真夏の暑い日にソックスと、サンダルとはいえシューズを履いていたおみ足は、春様の体質も相まってとても濃厚な匂いを纏っていた。
真っ先にはレザーの匂いが漂い、その奥には少し酸っぱい春様の高貴な足汗の匂いがした。さらに深呼吸を繰り返すと、チーズのような発酵した香りと微かにフレグランスな柔軟剤の香りが感じられた。
嗅げば嗅ぐほどに様々な香りが鮮やかに脳内へ広がり、私はここが自分の家であることも隣にパパがいることも忘れて、春様の靴下の香りに没頭した。

15分ほどで消臭終わりの合図が出されるまで、私は夢中で靴下を嗅ぎ続けた。
頭上では春様が笑いながら私たちの様子を動画撮影していたようだが、それにも気づかないほど私は集中していた。
消臭を終えた後、春様が撮影した動画を私たちに見せてくれた。するとパパも私と同じく一心不乱に春様のおみ足を嗅いでおり、撮影に気づいていない様子だった。

動画には、本来ご本人しか拝めない一人称視点での美しいおみ足と、中年の男女2人が醜い裸体を晒して猿のように欲望のまま荒い呼吸をする姿が映っていた。
その美醜のコントラストに目眩が起こり、私はとても恥ずかしくなった。
けれど春様から【良い嗅ぎっぷりだったよ】と褒めてもらい、頭をおみ足で撫でてもらうと、私の羞恥心はすぐに消え去り、これ以上ない幸せな感覚に包まれた。

消臭終わりの合図を受け、私とパパは名残惜しいものの春様のおみ足から顔を離す。
一定の高さで固定している私たちの両手には依然として春様のおみ足が乗っており、宝石のように輝いて見えた。

ここから先は

10,173字

セール中
¥1,000
¥ 800

1月20日 23:00 〜 1月27日 00:00

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?