0を1にする力

「おれ、0を1にするのが好きなんだよね。」

すれ違った若いカップルの男の子が言っていた。
『へぇ〜！』と女の子。

横目に私は「ブルーロックかよ」と
心でつっこんだ。

最近、録画したアメトーク
「ブルーロック芸人」を観て
アニメ・ブルーロックにハマっている。

日本代表のストライカーを育成するプロジェクト「ブルーロック（青い監獄）」を舞台に、無名の高校生フォワードが世界一のストライカーを目指して成長していく物語

あらすじ／ブルーロック

青春サッカー物語ではない。
だからこそ観ようと思った。
カイジのような要素もあって面白い。

プロジェクトの一つに、
チーム同士で戦う5点先取するゲームが
何回も出てくる。

その中で、主人公が「0を1にするサッカー」
について思考するシーンがあるのだ。

最近そのシーンを観た私にとって、
若い男の子の発言は
まさにブルーロックだった（笑）

キャラクターがみんな自己中心的に
進めていたサッカーを見て、
主人公は"その状態を0"と考える。

一人の爆発的な活躍で、
チームは徐々にまとまっていく。

主人公は"その状態を1"と考えた。

誰でも0を1にできるのか、
どうしたら自分も0を1にできるのか、
そんな思考を繰り広げるシーン。

ブルーロックは高校生の設定だけど、
よくこんな深く考えられるなぁ〜
と私は感心してしまう。

私が今の実生活で"0を1にする"となると、
何が必要だろうか。
実は、アニメを観てからぼんやり考えているけど
明確な答えはまだ見つかっていない。

意外と物事は何でも"0を1にする"ことから
始まると思うけど、
大切なときに"0を1にできない"人もいるだろう。

私は主人公やすれ違った男の子のように
"0を1にできる人"になりたい。