「おめでとう」の力
七五三での撮影の話をもう一つ。
息子の着物を自宅で着付け、いざ出発すると、すれ違う人たち数人が言葉を贈ってくれた。
「おめでとうございます。」
声をかけてくれたのは、みんな年配の女性。
しかも、夫と私の目を見て言ってくれたのだ。
彼女たちも子どもがいるのかな。懐かしいのだろうか。
育児の大変さを知っているから、親に向かってお祝いの言葉を贈ってくれるのかな。
そんなことを思いながら、私もこれからは「おめでとうございます」と言える人間になろうと思った。
言える人は余裕があると思うし、思いやりもあって素敵な女性だと感じるから。
こうやって、年齢を重ねるごとに私はいろんな人から影響を受けているし、運よく素敵な女性たちと出会えている気がする。
20代の頃は、美人になりたいとか美肌になりたいとか思っていたけど、今は違う。
ゆったり穏やかにしなやかに生きたいし、心に余裕がある女性を目指している。
・・・が、実際はかなりのせっかち完璧主義者の短気で、日々一人でキーキー言っているのが現実だ。
(穏やかとは一体、、、。笑)