人はなぜお参りに行くのか?
ついつい悩みがあるとき信頼できる方に相談するのが解決策。
友達、知人、親、兄弟姉妹が相談相手そんなとこじゃないですか?
あなたもそんな経験あるかと思います。
私も同じです。
でも、最後は神様におねがいしよう!
なんてことありませんか?
都合のいいときだけ神様って!
まあ、自分も都合のいい人間だ。
はい、その神様、正月は今までの習わしでお参りしていたが
正月意外に行くお参り
つまり、自分の悩みの時のお願い事のお参り!
ちょっとさぐっていきたいな!
1.正月にお参りをする意味?
2.正月以外にお参りする有名な神社。(国府宮神社)
あなたも多分聞いたことあるよ!国府宮神社(尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ )が正式名。)
じゃあ「はだか祭り」聞いたことある?
そうそれそれ
実は私も出たことがあるんです「ふんどし一丁」ってやつ
水風呂入って酒飲んで「ささ」っていう名がい竹藪みたいなものを神様のところまでみんなでかついで持っていきお供えするんです。
そういう行事。
それをやることによって悪疫退散みたいな恩恵があるわけ!
それでもって裸男の中から一人、「しんおとこ(神男)」っていう方が選ばれており
その方に触れふともっとご利益があるっていう行事。
おっと!いけねぇ!ちょっと先走りました
そんな日本の風習だが少しまとめていこうと思う。
では初詣っていうけどいったい何?
正月つまり1月1日にお参りに行くこと。
そして今年もよい年でありますようになんておねがいごとすること。
なんてことは知っているのですが…。
初詣は元々「年籠り(としこもり)」と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元旦の朝にかけて氏神の社に籠る習慣としてありました。
はは~ン。やはり昔からの名残。
一年の幸せを願うのは昔も今も変わらないようだ。
ではなぜ自宅の仏壇でお参りして神社に行くのか?
家で神様にお祈りするのに神社にもお祈りするのは矛盾を感じるかもしれないがこれは家に来られる神様と神社にいらっしゃる神様は異なるので両方の神様に御祈願するわけです。
家に来られる神様は、基本的にはご先祖様であり、神社にいらっしゃるのは、地域の中で祀られている神様なのです。
なのでどうせなら両方もしくは何か所でも(日本には八百万の神がある)お参りに行った方が願いが叶う可能性が高いんじゃないか?
なんて都合のいい自分がまた出たりします。
いわゆるたくさんお参りすることは無礼にはならないことだ。
おっとこれだけ記載しておかないと。
正月のお参り元旦だけなんてことはありませんよ。
また、「三が日」なんてことも言うけれどそうでもない。
1月7日くらいまで大丈夫。
まあ、しかし、この日までっていうのはないので自分のスケジュールに合わせるのもありです。
ところで有名な国府宮神社の来年のはだかまつりは?
国府宮神社ってはだか祭りで有名なんです。
よくテレビて上映されてたりするやつ。
知ってると思いますが…。
もし知らない人のためにもう少し詳しく。
ふんどし一丁になって「ささ」みんなで担いで神社に奉納する行事。
『国府宮はだか祭』には42歳と25歳の厄年の男性を中心に毎年数千人(今年は8000人の裸男が参加して参拝者2万人)参加した。
ところで来年の2月24日に予定していた「はだか祭り」は中止が決まった。
もちろんご存じのようにコロナ禍の影響だ。
これは1250年の歴史に残る2度目の中止。
え!じゃあ1回目は?なんて疑問がわくが1回目の中止は
1989年の昭和天皇崩御の際であった。
それよりさかのぼると織田信長の時代までさかのぼる。
織田信長もこの由緒ある祭りを中止した。
それは昔は、刀となぎなたを持ったものが村人や飛脚を境内から追い払う行事だった。これが危険と感じ織田信長は中止した。
しかし祭りを辞めて三年の間に疫病や飢饉にみまわれたりと災難が続き祭りが復活したとされている。
つまりこの祭りはかなりご利益があるものとされている。
来年のはだか祭りはコロナ禍の影響で中止が決まったが「もみ合い」がなくなっただけで神事は感染対策を取ったうえで行事は行われ神男は選ばれる予定だ。
ひとはお参りする訳のまとめ
初詣はいわゆる昔からの習慣であった。
そしてまた、自宅の仏壇でお参りして神社に行くことも良いとされることも分かった。
何か所行っても問題ないことも分かった。
そしてまた、我々が悩みを抱えた時の神頼みってやつ。
いわゆる悩みがあって神社に行って願い事をすることも大いに良いことが分かった。
むしろ最後の頼みはやはり神様だな!
と痛感した。
この最後の「神頼み」は日本の習わしを継続している肝に値するのだろう。
ご愛読ありがとうございました。