これで人生に自由をとり入れた！忙しい現役医師の実践したデジタル投資術（３）

医師の仕事にやりがいも収入も確保しているはずの
私が、まだお金がほしい。

贅沢なんじゃないの？

どう考えても、そう思われても不思議ではありません。
わかっています。
今、あなたがそう思っていることだって、知ってます。

そうでしょう？
あなたも今、そう思っていますよね。
わかります、それが普通ですもの、世間というものの。

欲張りなんじゃないの？
何が不満なの？
そう思っているでしょ？

でも私はたくさんの方の人生を見てきました。

病気になって働けなくなった人。
病気になっても治療費の払えない人。
事故った人。
老いて自分の力でもお金でも暮らしていけなくなった人。
事業が破綻して家族がバラバラになった人。
離婚してシングルマザーになって苦労した人。

病院ってね、そういう人の集まりなんです。

お金があり過ぎてもめた人も。
お金がなさ過ぎて苦しんだ人も。

若い時、本当に夢や希望しかないはずの若い時から。
私は病院という場所で、そういう方の人生とだけ向き合って生きてきました。

人生は、どこでどうなるかわからない。
それが身に沁みてわかっていたんです。
健康で。
稼げて。
円満だなんて。
ひょっとしたらたまたまの僥倖でしかないかも
しれない。
それがわかっていました。
だから小さなことにも感謝できたかもしれません。

私が順調に医師になって、今高収入があったとしても。
そんなものは、何かすごく確実なことを保証してくれる
何ものでもない。

それがよくわかっていたんです。
だから私は、若いころから地味に暮らしてきました。
給料は最初から天引きして貯金する固い暮らし。
子供が医師になるとはかぎりません。
どんな仕事についても、その収入の中で暮らしていって
ほしい。

そう思ったので、平均的サラリーマンの年収以上の
暮らしはしなかったです。
洋服はお下がり。膝には接ぎを当ててましたね。
だって、子供の暮らしが豊かでなかったら苦しみますからね、後々。
それが私の「愛」なんです。

私だって、いつ無収入になるかもわからないんです。
質素に生きるって好きですね。

子供たちは本気で「うちは貧乏かも」そう信じて大きくなりました。
正解だったと思っています。

親が金があるからって、子供には贅沢を覚えさせない。

でも、そうやって暮らすことってすごく大事だと思うんです。

そして、貯めたお金は、お金に働いてもらって。
働けなくなってもなんとかなるように。
そう願いました。

でも、ことごとくうまくいかなかったんです。

性格でしょうか。
開業を二回もして、多額の借金もしました。
住む土地を自分の意思で変えて。
そのたびに引っ越し貧乏になりました。
貯めたお金を、投資に回す能力はなく。
気ままに自分の人生を生きるほうにまわしてしまいました。

株や不動産を買うほどのお金はビタ一文ありません。
目をつけたのが、ＦＸでした。

本当は集客をして、ネットでカウンセラーになりたかった
んです、だいぶネット集客をしました。
でもことごとくうまくいきませんでした。

そのころ、悠々と暮らしている人には、何らかの不労所得がある。
それを知った時は愕然としました。
そんなこと、まったく知らなかったんです。

なぜあの人は、仕事もほどほどに出来るんだろう。
疑問でしかなかった。
聞いてびっくり。みな、何らかの不労所得があったんです。

親から譲り受けた家賃収入とかでしたね。
でも一生、はたらきづめの私にとっては衝撃でした。

実は、ＦＸは、お金を儲けたいと思って始めたのではないんです。

もう集客だけはごめんだ、そう思って転換しただけ
なんです。
でも、それが、お金を儲けることにつながると後で
知ったんですよ。
必死で勉強しました、裁量トレードです。
でもお金は失うことはあっても増えることはなかったです。

次回から、なぜ増えなかったか。
どんな経緯で自動売買に辿りついたか。
今、どうなっているか。
人によっては、それがお金を得る大きな手段になること。
でも、誰もがうまくいくわけではないこと。
それはなぜか。
などについて書きますね。