高野山に誕生した複合施設、『天風てらす』
4月30日(日)に和歌山県・高野山にオープンする複合施設『天風てらす』。26日(水)に行われたプレス内覧会レポートです。(2回に分けてお送りします)
1200年前に、弘法大師・空海が開山した真言密教の聖地、高野山。標高約800mに浮かぶ、天空の寺まちです。
そしてこの地に創業して約60年という、一の橋観光センター。空海が今でも瞑想を続けるとされる山内の聖地中の聖地、「奥の院」参道「一の橋」に位置します。
2021年に「一の橋天風」と屋号を変更。2022年に、支店として使用していた店舗を解体して新たに誕生したのが、『天風てらす』です。
※きっかけや想い、クラウドファンディングについて、こちらに詳しくありますので、ぜひご覧ください。
さて、私が今回、高野山に入ったのは25日(火)。あいにくの雨でしたが、金剛峯寺(こんごうぶじ)の枝垂れ桜に癒やされました。
プレス内覧会の模様
天風てらすは、カフェとワークショップスペース、そして高野山や和歌山県の名産品のセレクトショップで構成されています。高野山初の複合施設とのこと。
そして26日(水)の内覧会当日。強い雨が降っていましたが、大勢の関係者が集まりました。
店は1階と2階に分かれており、まずは2階のレストランスペースにて、フォトスポットの除幕式が行われました。こちらは鎌倉の観音画家・木綿花(ゆうか)さんによるもの。
高野山を代表する花であるピンクのシャクナゲの花、そして真言密教の本尊である大日如来をどう一緒に描くか苦労されたそうです。
私も仏さまの前で社長と若女将と一緒に、撮っていただきました!
実は若女将の麻美さんには私も大変お世話になっており、コロナ禍にZOOMでインタビューもさせていただきました。(音声も聞けますので、よろしかったらどうぞお聞きください)⬇
レストランで出されるメニューを試食
2階のレストランで提供される、メニューの一部。3品を試食させていただきました。
「高野豆腐入りキーマカレー」
動物由来の食材不使用のヴィーガンカレー。ひき肉の代わりに高野豆腐が入っています。コクがあって食べごたえあり。
「高野山麓こだわり野菜のスーパーフードサラダ」
高野山の麓農家から仕入れた野菜をふんだんに使ったサラダ。キヌアなどスーパーフードも入っています。野菜は甘く、自家製の人参ドレッシングはコクがあり、とてもおいしかったです。
「オペラ」
締めのスイーツは、チョコレート好きにはたまらないオペラをいただきました。(こちらは特にヴィーガンではないとのこと)
ちなみに、1階で販売しているヴィーガンティラミスもおすすめです!
私は一番左の「高野五香のほうじ茶てぃらみす」を購入して、宿でいただきました。濃厚でしっかりした満腹感に大満足でした。
そして、同店では米粉パンも自慢のひとつ。高野山の麓にある天野の里で収穫されたお米で作られた米粉。店内で提供するバーガーやピザに使用しています。私はピザを購入して宿でいただきました。ほんのり甘く、サクサクっとした歯ごたえです。
次の記事では、1階のお土産コーナーをご紹介します。
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2023年4月30日(日)グランドオープン