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アラフェスをPR視点で分析しようと思ったらただの猛烈な感想になった

久しぶりすぎてどうしようという感じですが、「書きたいこと」があったので、久しぶりにnoteを書きます。

先日、嵐とファンの皆さんでつくるお祭り「アラフェス」が新国立競技場で開催されたのは皆さんの記憶に新しいところだと思います。

私自身、嵐を好きになったきっかけは、2012年に旧国立競技場にて開催された、嵐として初の国立ライブだった「ARASHI アラフェス NATIONAL STADIUM 2012」です。

当時はまだ、ファンクラブ会員でなくても嵐のライブに行くことができた時代で、私は友人に連れて行ってもらいました。(いつからかは存じ上げませぬが、ここ数年は同行者含めファンクラブ会員じゃないとライブに申し込みはできません)

その頃の私は「A・RA・SHI」「Love so sweet」「One Love」くらいしか曲名と曲の認識が一致しておらず(余談ですが、嵐の歌は曲名が不明でもイントロ〜サビに向かうと「あ、これ知ってるわ」となることが多い)、始まる前から「Love so sweetまだ?まだ?」などとほざいていたのですが...。国立競技場を後にする頃には、すっかり嵐の虜になってしまってました。

壮大な演出(炎とか水とか花火とかトロッコとか風船とか...)、ファンを楽しませようという気概がスタンド席まで伝わってくる全力のパフォーマンス、そして圧倒的なアイドル力…か、かっこいい...(語彙力...)。ちょっとありえないくらい感動してしまい、すぐにファンクラブに入ったのですが、あれから早8年。

嵐が国立に帰ってきた日!それが、先日11月3日(火)祝・文化の日!

(休止自体についてどうとか、休止会見が素晴らしかったとか、本当は有観客で5月開催だったのに無観客実施になったのは悲しいとか、他にも思うことは多々ありますが、今日はアラフェス2020のことを書きます)

とってもとっても正直に申し上げると、ここ最近の嵐はあまりウォッチしておらず、なんなら休止に向けて卒業準備をしなくてはと、直近はBTSへと気持ちが傾いていました。(これはまた別のお話)

だから、アラフェス2020が無観客で、しかも生配信ではなく収録で、その上、ファンクラブ向けの第一部と一般向けの第二部の両チケットを購入すると1万円くらいかかることも、それがわかってしばらくは、「う〜ん...生じゃないのにこんなお金払うのだっけ...絶対DVD出るしさ...」と直前までかなり迷っていました。

とはいえ、8年間応援してきて、ひとつの区切りとなるライブ。きっと休止前の嵐としては最後になるかもしれないライブ。払いましょう、1万円。と、潔くお支払い完了しました。還元率最大3%のLINE Pay VISAクレジットカードで。

うそでしょなに観せられてるのこれ

そして11月3日当日。最初はファンクラブ限定のコンテンツからスタート。どこかのスタジオから生配信&収録の企画コンテンツが「生配信だヨ嵐会」として、12〜15時くらいまで配信されました。

そして16時。「アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM PART1」として、ファンクラブ会員限定のライブが開始。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初っ端から涙腺がお亡くなりになりました。

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当たり前だけど、観客、いないんです。超絶でっかい会場なのに。なのに、いつもの嵐なんです。いつもの全力パフォーマンスなんです。全力で歌って、全力で踊って、全力で衣装きて、全力で笑ってた、画面の向こうにむかって。

事前の報道で「音漏れが一切なかったから口パクでは?」とか言われてましたが、めちゃくちゃ歌ってました。で、歌ってることそのものにもだし、その「音漏れをさせずに何らかの技術を使ってこの歌声を届ける技術」を駆使してライブを作ってるスタッフさんにも感動だし。

いろんな報道を見ると、総視聴者数は計1,000万人を超えていたそう。だけど、会場は、5人の目の前は、無観客。

無観客でこのクオリティすごいなと猛烈に感動、無観客なのにPCの向こうで繰り広げられる最高のステージに心奪われ、そして嵐5人と5人を取り巻く(おそらく関係者全て含めると何千人)皆さんのことを思うと、涙が止まらず、PCの前で嗚咽。気持ち悪い...完全にやばい人...。

何よりも思ったのは、これ。

ー ああ・・・・・・・・・・・・この5人が誰よりも満員のファンの前でパフォーマンスしたかっただろうな・・・。

これはただのこけら落としではなくて。ただのライブではなくて。21年間活動してきた嵐の休止前の(おそらく)最後のライブ。

きっときっと、今年は大掛かりなツアーなり(たぶん海外ツアーもプランにあったはず)、イベントなり、規格外のアラフェスなり(結果的に規格外のオンラインフェスだったけど)、たっくさんやりたいことがあったはず。

生で会えないファン心理としてはもちろん悲しいけど、休止前に生のファンの前でパフォーマンスができない悔しさとは…。「嵐はやっぱりライブが一番」と公言し続け、21年間人生を捧げてきた嵐という存在が休止する前に無観客でライブを行うと決断した彼らの気持ちは以下ばかりなのだろうと。それは一般人にははかり知れぬ感情だけど。

当たり前だけれど、そんな悔しさはもちろん微塵も感じさせず、いつも通りの眩しい笑顔とパフォーマンスを、「全員最前列」という状態で魅せてくれた嵐。

個々人のパフォーマンスはもちろん、いろいろ詳細を言うとあれなのでざっくり言うと、客席が海になったり、7万個の席全てにペンライトが置かれていたり、炎が上がりまくったり、水が上がりまくったり、風船、花火、SFX、VFX、CG(この辺りの正確な映像技術の名称は定かではありませんが)、なんか使従襲来これ?みたいな何かとかあったし...。なんだったんだろうあれ、幻?みたいな。

ーえ、私たち、何観せられてるの?

ああ、なるほど。これは「生配信じゃないからみることができる演出ばかりだわ」と超、絶、納得。関係者の皆さん含め、観ている方は、自分も含めてオンラインの無観客ライブという概念が覆ったことでしょうきっと。

これは皮肉にも、この「オンラインの無観客でしかライブが実施できない」というご時世が到来したことによって体験することのできたエンタメだったと思います。「オフラインの(本来はお客さんを入れてやる)ライブを無観客で配信している」コンテンツではなかったです。

完全にもうどうしようもないくらい完全に「オンラインで無観客じゃないと観ることができないエンターテイメント」でした。感無量。あっぱれ。万歳。

ファンクラブ向けのPART1と、19時から開催された一般向けPART2は、しっかり構成が分けられていて、どちらも全力で走り切った嵐。

終わった後、生配信していたスタジオで「いや〜よかったね〜〜!!」といいながら、5人が感想を言い合う様子がファンクラブ限定で配信。ああ、私たち、嵐と一緒に嵐のライブみてたんだな〜と感動していたのも束の間、生ビールで乾杯〜と言いながら消えた嵐が出てきたのは・・・・

国立競技場のステージ!!!!!!!!!!!

あ〜なるほど。お昼から生配信していた会場は、スタジオというか、国立競技場だったのかと。ファンクラブ会員にだけこのスペシャル生特典があったのかと。ああ、愛が深い。ちゃんとファンクラブを大事にしてる。尊い。しぬ。と、最後にジョッキで乾杯しながら歌う嵐を拝みながら幸せな気分で11月3日が終了。

・・・・・・・・・・はっ。

この記事のタイトル、「アラフェスをPR視点で分析してみた」・・・・・・してない!!!(記事を書き始める前はこんなタイトルにしてました)

えっと、、なぜこのタイトルにしようかと思ったかと言うと、あの風船と花火で神宮でのプロ野球が中断した出来事とか、生配信じゃないからこその最高のパフォーマンスだから収録配信なんだよね、とか、普通にもう少しPR的に良き方法があったのでは?

ジャニーズ事務所や嵐を取り巻く超優秀なスタッフさんがそんなリスクチェックをできていないはずがない!だから敢えて全てわかっていて今回のプランで決行したのでは・・・・・・?とか思ったのですが、感動を書き殴ったら結構な量になってしまったので、次回の記事で「アラフェスをPR視点で分析」してみる、かもしれません・・・・。

タイトルは「アラフェスをPR視点で分析しようと思ったらただの猛烈な感想になった」に変更します。

以上。

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