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【前編】眼瞼下垂手術(保険適用)の体験談【写真あり】
昨年8月に眼瞼下垂の手術をしました。術式は眼瞼挙筋前転法です。
手放しで「成功!大満足!」とは言えないけれど、「失敗」という訳でもない。そんな感じです。
自分用の記録&誰かの参考になればと思い、術前〜術後1年の様子と、かかった費用を残しておきます。
写真も載せる捨て身styleです。だって写真ないと参考になんないし。その代わり容姿やメイクに対する誹謗中傷はなしでお願いします。
ただでさえコンプレックスまみれなのに、自分の嫌いな所をこれ以上増やしたくないんだ。
最初に断っておくと、赤裸々に語る代わりに病院名は出しません。病院を批判する意図もありません。
【そもそも眼瞼下垂とは?】
簡単に言うと、まぶたが垂れ下がって黒目が隠れてしまう疾患のこと。
加齢によるものが多いが、先天性のものや、コンタクトレンズやアイプチの長期使用によって引き起こることも。
眼瞼下垂によって肩凝り、頭痛、眼精疲労などの症状が出ることがあり、先天性の場合は視力の発達に影響を及ぼすことがあるそう。
(素人によるテキトー説明なので、詳しく知りたい方はご自身で信頼できる情報を調べてください。)
まず、私の術前の状態から。
【私の下垂について】
おそらく先天性。子供の頃から瞼で黒目が半分近く隠れていたし、上を見る時は自然と眉毛ごと動かしていた。動かさずに上目遣いをしてみようと試しみたこともあるけど無理だった。
アイプチは10年以上前からやっていたけど、
アイプチを使っているから眼瞼下垂になったんじゃなくて、眼瞼下垂だからアイプチを使うようになった。でも悪化する原因にはなったと思う。
↓↓愛くるしい幼少期の私↓↓
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↓↓平常時アイメイクなし↓↓
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↓↓アイプチ後↓↓
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↓↓アイプチ+メイク+カラコン↓↓
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【その他の症状について】
○視力
生まれつき悪い。(正確に言うと、視力が発達すべき時期に発達しなかった。)
4歳なりたての頃からずーっと眼鏡。おかげで幼稚園から小学校にかけてメッチャクチャからかわれた。
おそらく3歳児健診みたいなヤツで指摘される→意思疎通ができ、眼鏡をかけても危なくない年齢(4歳)まで待つ→4歳になってすぐに眼科で検査し眼鏡を作る の流れだったはず。なぜ推測かって言うと、母が覚えていないから。
最初は遠視と乱視だったけど、小学校に上がるぐらいの頃から近視になり、今はド近眼の乱視。(度数で言うと-9.0、視力で言うと0.02くらい?)
○肩凝り……小2頃からずっとひどい肩凝り。
○頭痛……片頭痛持ちで病院で予防薬と頓服薬を処方してもらっている。
結果的に言うと肩こりも頭痛も治らなかった。今でも片頭痛の予防薬を毎日飲んでる。
視力についても、手術中に「生まれつき目ぇ悪いんですけど、これって眼瞼下垂と関係あるんですかね?」とお医者さんに聞いてみたが、「わからない」とのことだった。
【病院選び】
保険適用での眼瞼下垂手術も行なっている美容クリニックで施術してもらった。
理由は姉がその病院で同じ手術を既に受けていたので。
カウンセリングもこの病院でしか受けていない。
そもそも5年以上前から「保険適用になるなら手術したいな〜」と思ってはいて、幾つか病院の候補もピックアップしていたけど、
・ダウンタイム中の仕事をどうするか
・カウンセリングに行ったものの保険適用にならなかったら(「じゃあ辞めときますって上手く言える自信がない」)
・目元の手術ってシンプルに怖すぎじゃない? とかウダウダ考えてたら先に姉が手術してた。
姉にどこでやったか聞いてみたら、元々考えていた第一候補の病院だった上、姉の術後の目も綺麗でいい感じだったので、「もうここでええか〜」と思って決定。
病院にカウンセリング申込するのって勇気がいるし、それを何件もやる心の余裕が当時はなかった。
でももっと慎重に選べばよかった。せめてもう1件くらいはカウンセリングを受けておけばと後悔してる。
【カウンセリング】
2023年の3月中旬に予約申し込みをして、3月末にカウンセリングを受けた。お盆休みに手術を受けたかったので早めに予約を確保しようという目論見。
当日はアイプチ、アイテープ、つけまつげ、カラーコンタクトはNG、視力が悪い人は透明の度入りコンタクトレンズ推奨。
二重幅について確認するので、眼鏡よりコンタクトの方がいいと思う。眼鏡屋さんでフレームを選ぶ時と同じ理由。
予約していたにも関わらず30分以上待たされた後、カウンセラーさんかお医者さんかわからないけど、白衣を着た方に診てもらった。
金なし貧乏人につき、事前に「保険適用なら手術しようと思います。適用されないなら辞めとこうと思います。」と宣言しといた。特に嫌な顔はされなかった。
まず普通に目を観察した後、眉毛を押さえた状態で上を見れるかの確認が行われた。
保険の適用可否は
1.中程度以上の下垂であること
2.且つ、以下のいずれかの症状が伴っていること
−頭痛
−肩凝り
−瞼の重み
−おでこのシワ
−その他
で決まる模様(病院によると思うが)。
私の場合、下垂が中〜重程度、頭痛・肩凝りの症状ありで保険適用ということに。
その後は二重整形のCMでよく見る銀色の細い棒を使って仕上がりイメージの確認と共有。
ちなみに重要なポイントとして、保険適用の場合は仕上がりに関する要望などは出せない。なんなら二重になるとも限らない。あくまで疾患を治すための施術なので。
私が一番気がかりだったのは”手術したら二重になるのか”という点。
普段アイプチしてるのに、いきなり一重になるのはやっぱり抵抗があるじゃん??
最悪、二重にならなかった場合はアイプチの使用を継続するつもりでいた。
どうなるのかドキドキしていたけど、いざ「こんな仕上がりになります」と見せてもらったら、普段アイプチした時の目にかなり近い末広型二重だったので一安心。
※なお、実際の仕上がりはその通りではなかった。
一応、手術後の傷が治り次第アイプチを使っていいかも聞いてみたけど、大丈夫らしい。ただしそのせいで再度下垂する可能性はあるとのこと。
特に何も言ってないのに「目の上に脂肪がつきにくいタイプなので、加齢で窪んできたらヒアルロンの注入をした方がいい」と勧められ、「それって私の顔に瑕疵があるって言いてぇのか?」と思ったよね。(沸点低すぎ)(実際に瑕疵があるから病院に来てんだろ )(オタク特有の()を使った自己へのツッコミ)
追記:当時の記録見て思い出したけど、それに加えて「自費になりますが15万くらいで一緒に目頭切開も出来ますけどどうします?」って当然のように言われた。
美容外科ってこんな軽率に整形勧めてくるんだって驚いたね。
その一言で新たなコンプレックスが生まれたらどうする…?
【事前の確認事項】
手術について説明を受けた後、承諾書にサインした。内容は概ね下記の通り。
・術後4〜5日で抜糸。抜糸までは洗顔もシャワーも不可。
・抜糸翌日からコンタクトと化粧可。
・瞼の見え方に左右差が出たり、二重幅に左右差が出ることがある。3ヶ月後に再調整する必要がでる場合あり。(ただし再手術は保険適用不可)
・まつ毛の向きに左右差が出たり、極わずかな左右差が出る可能性もあるが、再手術不可のケースもある。
・眼窩脂肪が少ない人は、瞼をふっくらさせる注入療法が必要になることもある。(保険的不可)
・たるみが多い人は、見開きが改善しても、たるみは残る可能性がある。その場合は必要に応じて眉下切開手術を勧めることも。(保険適用可)
最後に手術日の予約を取り、事前検査用の採血をして終了……のはずが、予約は3ヶ月先までしか入れることができない決まりで、私の希望である8月はまだ予約不可の状態だった。
血液検査も術前3ヶ月以内でないとダメらしく、5月になったら改めて電話で手術の予約を取り、手術前に一度採血をしに来院することに。
長くなったのでここで一旦切ります。
次回は中編として手術日当日〜抜糸までの様子を写真をバンバン入れてお見せする予定です!
追記:公開しました。手術当日だけで一記事になってしまいました。