企画縫製雑務1人で行っています 其の一アパレル業界の仕組み
タイトルにある通り全て1人で行っている為
波羅蜜の服には私が良いと思う要素を我儘に詰め込むことができます
良いと思う要素はデザインに関わらず商品が出来る過程にも重点を置いています
洋服を1人で企画 縫製 販売まで行うとはどういう事なのか
今回はおおまかなアパレル業界の仕組みについてお話しさせて頂きます
「自分のブランドで企画から販売までを担って勝負してみたい」
私がこの事を人に語ると肯定的な意見ばかりではありませんでした
否定と言うよりはシンプルに心配されるようなことが多々ありました…(笑)
心配してくださった方の意見の中にはおそらくアパレルは資本が全てと言っても過言でないと思う方が多いからだと解釈しています
アパレル業界も他の生産業と同じように大まかに3つに分けて分類されます
川上(素材や原材料の生産者)
川中(主にアパレルメーカー)
川下(小売 ショップ等)
商品がお客様に渡るまでの過程が川の流れの様に考えられ分類されています
川上の中には繊維を製造するメーカーさん 繊維からテキスタイルを生産するテキスタイルメーカーさんそれを卸す生地問屋さんなどに分類されます
主に洋服の材料を製造なさってくれています
川中では商社 アパレルメーカー OEM 等で
商品の企画や製造に関わる沢山の詳細を決定していくのですが、その中に
商品企画 デザイン パターン
生産管理 縫製工場 PR etc
主に商品の企画から製造をしております
簡単にあげただけでも多くの職種の方が携わって製造されています
川下では 百貨店 大型ショッピングモール セレクトショップ 専門店 インターネットでの販売 等
出来上がった製品をお客様に販売しております
これだけ沢山の分野の専門家の手に渡り商品ができるまでの手間を考えると沢山のコストがかかりますよね…!
同じ製品を一度に生産する量が多いほど一着あたりにかかる生産コストが大幅にダウンします
素材選定 パターン修正 資材発注 縫製工場での効率 PR etc
など1着あたりにかかる手間やロスがなくなる為です
沢山同じものを作ると安い商品ができます
もちろん素材や付属 パターン 縫製工場のレベル デザイン 等
こだわれば商品のクオリティや上代は上がって行きますが
大規模なモノづくりのおかげで求めやすい価格で商品ができているという仕組みです
長くなるのでおおまかな流れの説明はここまでにします
堅苦しくなってしまいましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!
企画縫製雑務一人で行っています其の二につづく