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GAOGAOゲート3rdでのプログラミング学習とホーチミンでの経験

GAOGAOゲート参加までの道のり

初めてのnote投稿がGAOGAOゲート3rd(https://gaogao.asia/)についての記事になるとは思っていませんでしたし、結構稚拙な表現が多いかもしれませんが自分の備忘録として今後薄れてしまうだろう新鮮な気持ちをどうしても残しておきたかったので。。。(結構長くなるかもしれません)

一応自己紹介をしておきますと、名前:ryota(@ryotan1106)年齢:24歳で上の写真でいうところの左から二番目の人物になります。2019年2月末までは地元の公務員として児童福祉の分野で仕事をしていたのですが、多くの方が想像するような業務内容ではなく「面談の記録が終わらないので土日に仕方なく出勤」「土日でも平日の夜であっても子どものためという大義名分があるから出動(警察とか消防の方のようですね)」という精神的にもしんどい仕事でした。前職について簡単に言えば「そんなはずじゃなかった」という感想でしょうか。海外に出てみたかったという気持ちと逃げ出したい気持ちから仕事を辞めました。

それと同時期(仕事が嫌になっていた時)にプログラミングを仕事にするという働き方を知りネットで情報収集をしていたところ、「GAOGAOゲート」の存在を知りました。

プログラミングを仕事をするためには新卒で会社へ入るか、インターンで入るか等の選択肢はありましたが、「未経験」という(執筆時も実務経験無しではありますが)状態で現場に入るのは消耗するだろうなと考えていたこともあり、当時は国内のプログラミングスクールに入ろうと思っていました。

しかし、色々と調べていく中、心境の変化もあり「仕事を辞めるなら海外でできないか?」と思い立ち調べてみたところセブで英語とプログラミングをやっている留学はいくつか見つけることができたのですが、英語もプログラミングもで二足のわらじになるのが嫌だったためあえてセブのIT留学は選択しませんでした。セブ留学の印象としては抽象的ですけどキラキラしすぎていて(笑)。「遊びすぎたら何しにきたかわからなくなるだろうな」という危惧もありました。

そういうこともあって、東南アジアだったら集中できる、いわゆる修行のような形でできるだろうと思っていたところ、「GAOGAOゲート」を見つけることができました。

「GAOGAOゲート」の存在を知った時は、

「これが今の自分が求めているものだ」

と一発で惹かれ、絶対に次回のゲート生として参加したいと心に決めていましたし、結構毎日のように次回の募集ないかなとチェックしていたことは覚えています。

GAOGAOゲートinホーチミンでの修行

修行(プログラミング学習)は2ヶ月間あったのですが、1ヶ月目は日本でオンラインでの講義&学習が中心だったので割愛しまして、2ヶ月目からの話に入りたいと思います。

2019年4月1日からベトナム ホーチミンの2区にある「NewCity」というコンドミニアムで寝泊まりしながら「自ら作りたいWebアプリケーションの開発」を目標に生活をすることになりました。初めての一人での海外渡航、ベトナムという土地、白タクの洗礼、ヘロヘロの精神状態でようやくGAOGAOハウスのあるホーチミン2区にきました(空港で写真を撮る余裕もなく)。生活圏は結構発展しており、24時間のコンビニ、食事には困らない場所でしたが、少し歩いてみると道路はガタガタ、バイクは何台も走っている光景がありました。下の写真はコンドミニアム20階からの景色。賑やかな1区からは少し離れているので夜もうるさくありませんし、集中するという環境としては素晴らしい場所です。

地に足がついてない感じは最初の週は顕著でした。「Webアプリケーションを開発する」ということがかなり難しいことだと身構えていたこともありましたし、基礎も確立していない中で不安な気持ちや興奮状態だったのでしょう、深夜に起きて寝てが何回かありました。

ホーチミンに来てから自分の中で決めていたことがありました。

「プログラミングが本当にやって辛くないのか?これを仕事にしたいのか?」ということです。

仕事を辞めてまでホーチミンまで来てしまった僕ですが、嫌々なら仕事にはしたくないし、前回の二の舞にはしたくなかったので。平日はコアタイムが設けられており、土日は休日というスケジュールではありましたが、今やってる開発に浸れるところまで浸ってみたいという思いでやっていましたし、息抜きにGAOGAOのメンター陣とともに食事に行ったり、現地で働いている日本人の方とお話をすることもできたのでありがたいことに一人で観光したいという気持ちにはならなかったです(笑)。観光ならとりあえずこの1ヶ月が終わった後にすればいいじゃんと思っていたので。下の写真は食事中に停電になってしまった時の写真w 

僕が田舎で閉鎖的なコミュニティしか築いてこなかったこともありましたし、コミュニティに属するということを積極的に行ってきませんでした。社会人であれば仕事以外のコミュニティに属した方が仕事が行き詰まった時の逃げ場所になれますが、僕にはそのような場所がありませんでした(仕事が嫌になった一つの要因かもしれません)。

GAOGAOゲートでプログラミングに浸る経験はもちろんできましたが、コミュニティに属することがこれほど人生を豊かにしてくれるものだと思いませんでした。思えば大学を卒業してから仕事以外で集団のなかに入るということを経験してこなかったものですから。損な時間を過ごしてしまったと思うとともに、GAOGAOゲートというコミュティをこれからも大切にしていきたいと思っていますし、将来的にはGAOGAOの方とお仕事ができるような関係性になれるようにスキルを磨いていきたいです。

Webアプリケーションの完成!

26日間奔走しながらアプリケーション開発と向き合ってきた僕ですが、発表前日に重大なエラーを発見しました。本の検索後に詳細ページに飛ぶことできない・・・という、これができないなら使えないじゃんと言われても仕方ないようなものでした。数時間格闘してもエラーの原因がわからなかったのですが、メンターに相談をしてみたところ10分程度で解決してしまったんです。w 一応形にすることはできているけど、本質的に理解しておらずところどころ知識が抜けているなということ、適切なデバッグ方法などを理解していませんでした。しかし、日々新しい発見の連続で、1ヶ月前よりは成長しているなと実感することができています。

なんとかメンターの力も借りながら完成したのが「GivBook」(公開はしていません)Webアプリケーションです。

サービスの中核としては、(1)積読本の解消 と(2)本を通してのコミュニケーションをメインに行えるものにしたいと思い制作しました。というのも、僕の経験上、Amazonで中古の本を結構買ってしまって結局読まずに置きっ放しになってしまった本が何冊もあったんです。しかし、そういう本って「売りに出しても言い値がつかない」「そもそも市場では売れない」というものがあったりするので家に置いておくだけで邪魔になりますし、次新刊を買おうと思っても「まだ読んでない本があるしな」と考えてしまうこともあります。そのような家に溜まっていく積読本を自分以外に欲しいと思っている誰かにタダであげれたらいいじゃんと思って作ることにしました。

実際に公開するサービスにするためには規約をちゃんと整備したり、もう少し必要な機能を追加する必要があったり、セキュリティ面を気にかけたりとやるべきことがあるのかなと思います。

Webアプリケーションを開発した感想

「自分の中で納得のできるモノを作ることができた」という点に尽きると思います。公開をしないことや機能が最低限しかないことに評価をしない人もいるでしょうが、2ヶ月間で形あるものを1つ完成させることができた経験というのは、今後インターン等で仕事をしていくにあたって生かされる経験だと自負していますし、生かさないといけないものだとも思ってます。執筆時が5月初旬で今後どのようなインターン先にいくのかは確定していませんが(希望は海外)、GAOGAOゲート生として過ごした2ヶ月間で「プログラミングが本当にやって辛くないのか?これを仕事にしたいのか?」という問いを立てましたが自分の中で確立したものとなりました。それは、

「海外でエンジニアとして仕事がしたい」

英語もプログラミングスキルも未熟で何もできない若者だけど、そんな僕であっても海外で仕事をして生きていけることを証明したい。そして、今後GAOGAOなどのスクールに通ってプログラミングを学習したい人の指針になれればいいなとも考えています。

まとめ

ホーチミンでの1ヶ月の出来事をかなり端折って書いてきたわけですが、プログラミングを学習するための方法などは他のサイトに譲るとして、海外でエンジニアになりたい人や仕事を辞めてエンジニアを目指したいという人を鼓舞できたらいいなと思って長々と書いてきました。先ほど書いたようにまだ実務は経験していないので全然偉そうなことは言えませんが、今までの人生とは別の人生が開かれるのではという期待感を持って日々生活を送ることができています。

「とりあえずやってみる。できるできないは二の次」

24年間生きてきてようやくつかむことができたこの行動指針を意識して、エンジョイしながらかつコツコツとプログラミングに向き合っていきたいと思えました。

最後に、1ヶ月間衣食住をともにしたGAOGAO CEOの手島さん(@tejitak)、メンターのmasanaoさん(@masagaogaoasia)、おぬきちさん(@onukichi)にはかなりお世話になりましたし、Kenさん(@kengaogaoasia)含め多くのGAOGAO関係の方がホーチミンまで来られ、お話しさせていだきありがとうございました。そして、ともにゲート生として2ヶ月間頑張ってきたjunyaさん(@Junya_IT)とは今後も切磋琢磨しながらやってけたらなと思っています。では長くなりましのでこれくらいにしておきます。

追記:プレゼン発表時の資料を掲載しているため、今後は「東京で仕事を探したい」と資料では書かれていますが、2019.5.4現在は「海外で仕事をしたい」と考えています。 

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