抗がん剤による脱毛対策・ウィッグのお話 その4
ウィッグ選びの細かい疑問
その3で書けなかった話など。
・髪付き帽子って便利そうだけどどうなの?
髪付き帽子とは、ヘアキャップの周りにだけ髪の毛がついていて、その上からケア帽子などを被ると髪が生えているように見えて自然だよ、というアイテムです。
わたしも便利そうだと思いひとつ買ったのですが、結局、上からなにかしら帽子を重ねる、という2ステップが必要になるので、だったら普通に直接ウィッグ被っちゃえば早いじゃん…、となり、使うことはありませんでした。煽りではなく、みなさんどのように活用しておられるのか知りたいです。
・やっぱり抜ける前の髪型に近いものを選ぶべき?
わたしもそういう固定概念があったのですが、ウィッグを試着に行ったとき(この時は購入はしなかった)、あれこれ被り倒した結果、ショートが意外と似合うということがわかりました。
そこでミディアムの地毛が抜けたあと、ショートのウィッグに変えたところ、周りの評判がめちゃくちゃ良かったので嬉しかった記憶があります。
ウィッグは簡単にイメージを変えることができるのがメリットなので、食わず嫌いを思い切って捨てて、事情を知っているお友達や美容師さんの意見を聞いてみるのも手かもしれません。
ちなみに、ウィッグショップのかたによると、ショート→ミディアム→ロングの順でお手入れの手間がかかるそうです。確かにショートのウィッグだと洗ってもすぐ乾くし、脱着も簡単だし、抗がん剤終了後、地毛への移行期間も短くてすみます。
でもミディアム〜ロングのほうがバリエーション豊富ですし、可愛らしいし、せっかくウィッグにするのだからアレンジなんかもできたらいいな、となるとこちらですよね。
良し悪しではなくて、好みかなと思います。