見出し画像

厳しい現実に目を向ける政治を。年金制度5年に1回の検証。試算の根拠が楽観的すぎる

こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区/声つづりプロジェクト代表 です。
七夕の7月7日。全国的に暑い日が続きます。体調にお気をつけください。

激甘の年金制度の健康診断結果

先日、5年に1回の年金制度の検証の内容が発表されました。
いわば、5年に1回の年金制度の健康診断。
しかし、健康診断の元となるデータや予測が激甘すぎます。

診断の基準となる数値は50%。
年金が、現役世代の平均手取り収入と比べて50%以上であれば「問題ない」とされます。

ところが、この試算の元となる仮定が激甘すぎます。
例えば、合計特殊出生率。今よりも高い、1.36と想定をしています。
去年が、1.20。年金制度は世代の人口比率により大きく影響を受けるにもかかわらず非常に楽観的な数字だと感じます。

また、モデル世帯の設定が未だに専業主婦家庭となっていることも疑問が残ります。育休産休などを充実させ、女性の就労を進めている今の政府の政策とのずれがあります。
今回、世代ごとの平均月額を新たに算出したという変化はあるものの、「モデル」のあり方自体の見直しが必要だと思います。

厳しい現実に目を向けよう

仮に厳格に健康診断をしなければ、初期の病気を見逃し、取り返しがつかないことになります。
年金制度も同じです。
厳しい未来予測を出さず、楽観的な試算で良いのか?
”モデル”というまとめ方だけで見ていいのか?
そもそも「所得代替率50%」という基準が適しているのか?

年金を支払った額に対して、将来どれだけ受け取ることができるのかということにも着目をする必要があると考えています。

ぜひ、皆さんのご意見などもお寄せください。

”人”中心の政治のために、今こそ踏み出す

原田ケンスケへのご支援をよろしくお願いします

皆様からの寄付などでの支援をどうぞよろしくお願いします。
・個人寄付(任意の額をお願いします)
・原田ケンスケ後援会員(年間3000円)
・立憲民主党のサポーターズ(年間2000円)
詳細はこちらから→→ 原田ケンスケへの寄付など


7/14(日)小川淳也衆議院議員が来る!「踏み出す集会2024」開催します

原田ケンスケ「踏み出す集会2024」
日時:7月14日(日) 14~16時
場所:ピュアリティまきび 千鳥の間
(北区下石井2-6-41)
▶お申込みはこちら
※参加人数の把握のために、参加予定の方はお申込み、または事務所までご一報をお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?