「子育て支援」だけじゃなくて「子ども支援」を! 児童養護施設・乳児院など
こんにちは。原田ケンスケ@岡山1区です。
保護者のいない児童や虐待されている児童など、社会的な養護が必要な児童が生活する場である児童養護施設。
”2019年時点で全国に605カ所あり、約2万5千人の子どもたちが生活”をしています。ビヨンドトゥモローのHPより
今年新たに立ち上がったこども家庭庁のHPにも社会的養護についてまとめられているページもあります。
しかし、政府の発表、国会での議論の中で、このテーマがあまりにも少ないと感じるのは僕だけでしょうか?
「少子化トレンドからの反転」と勇ましい声のもと、出産費用の支援などの出産支援はよく聞く。
保護者と子どもが一緒に暮らしている家庭への支援の声も聞く。
でも、様々な理由で保護者と離れて暮らしている子どもへの支援の話はあまりでていない。
そのような子どもが生活する場である児童養護施設などへの支援の話もあまり出ていない。働いている児童指導員の給料も全産業の平均よりもやや低いと言われています。
これから生まれてくる子どもももちろん大事。
ですが、同時にいまいる子どもへをしっかりと支えることにももっと政治が目を向けなければならない。
子育て支援の議論の中では出産期から小学校就学前後の時期の議論が多いです。対して、高校卒業ぐらいから社会に出るまでの青年期についての政策・体制が少ないという課題もあります。
児童養護施設で育つ子どもも含めてすべての子どもが、望めば大学などに進学でき、そして就職をして社会で歩みだすことまでを支えることが、政治・社会の責任だと思います。
今日、一般社団法人ぐるーんさんの展示を見てきました。
児童養護施設・乳児院などの支援や、里親制度の普及啓発を長年行っている団体です。
代表の河本さんとも久しぶりに少しお話することもできました。
みなさんは、子育て支援、ならぬ「子ども支援」についてどう思われますか?
引き続き、未来のために挑戦を頑張ります。
【企画のご案内】
※申し込みなくどなたでも参加いただけますが、資料準備の目安のために参加予定の方はご一報いただければ幸いです。