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岸田首相、施政方針演説への雑感

こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区/声つづりプロジェクト代表 です。

今日、30日通常国会では岸田首相による施政方針演説が行われました。
リアルタイムでは聞いてないですが、今事務所で全文を読んだところです。

施政方針演説は大きな方針を示すものであり、細かい部分は今後の国会での議論で明らかになっていきます。
なので、私自身もざっくりとした感想を書いておきたいと思います。

<被災者の暮らしについての言及が物足らない>

物足りなかったのは、現状の被災者の暮らしの厳しさについてほとんど触れられていないこと。発災から1ヶ月経ち徐々に改善しているとはいえ、発災から数週間経っても、ダンボールベッドすらない雑魚寝だったり、温かい炊き出しがない状況の政府対応は良くないと思います。
被災した家で住んでいる方、車中泊の方など、被災者の暮らしの現状について言及が少なかったと感じました。

<災害対応でのドローンの使用>

ドローンを使っての医薬品の配送などを行ったことに言及されていました。これは必要な取り組みだと思いますし、今後災害対応に加え平時でももっと活用してほしいところです。
成果や課題について、改めて詳細を出してほしい。

<物価高対応は言えど、円安の言及なし>

”物価高を上回る所得の実現”と所得を上げることへの言及はありました。一方で、1ドル150円に迫る円安の状況が続いていることへの言及は無し。
アベノミクス以来の、円の価値を下げる政策を続けていることはどう思っているのか。円の価値を上げる政策の必要性は考えていないのか

<子育て政策の負担>

こども・子育て政策の財源確保に関して総理は以下のように述べています。

歳出改革と賃上げによって実質的な社会保険負担軽減の効果を生じさせ、その範囲内で支援金制度を構築することで、国民に実質的な負担が生じないこととしています。

本当に負担なしなのでしょうか?
負担を増やすことなく、子ども子育て政策を実りのあるものに出来るんでしょうか?

<”住”や”移動”に関しての言及なし>

空き家対策が全国的に大きな課題となっています。
また、所得が少ない中で、固定費である家賃の負担は重くのしかかります。
衣食住と言われるように、非常に大事な”住”に関しての言及がなかったことは残念です。

また、移動についても言及なし。地方では公共交通が細っていくことは大きな課題です。免許返納後の移動手段がない。学生の進学先が限られる。
ライドシェアについてのみ、テクノロジーの文脈で言及が有りましたが、公共交通全体の方針への言及がなかったことは残念です。

<国会が始まれど地域を歩く日々に変わりなし>

ざっと、一読して特に思ったことをいくつか書いてみました。
明日は各党からの代表質問となり、国会の論戦が本格化していきます。
とはいえ、僕の生活は特に変わらず。
引き続き地元で、市民の皆さんの声を聞き、思いを伝える活動が続きます。
そして、夜や朝に国会の動きを確認することになります。国会の様子も少しはブログでお伝えできればと思います。

皆さんもニュースなど見て気になることがあれば教えてください。
引き続き、未来のために挑戦を続けます

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