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立候補の前に、「聞く」という選挙立候補者の役割
2024年10月の衆議員選挙、岡山1区で立候補し次点で落選したハラケンこと原田ケンスケです。
(落選ブログは文末に置いています)
候補者としての振り返りをざっくばらんに書いてみます。
選挙の立候補者の大事な役割は「聞く」ことじゃないかなと思っています。
正確に言えば、いざ選挙が始まる前までの立候補”予定”者の役割。
選挙に出ている人、立候補者と言えば、「マイクで訴えている人」「選挙カー話している人」というイメージを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
実際、私も選挙期間中はいろんな所で訴えを重ねました。公園の横、スーパーの前、マンションの脇、交差点の角などで1日数十回話します。長さは、3分から5分ぐらいが多いかと思います。
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特定の誰かに向けてではなくて、有権者の方に一人でも多く、候補者の考えを知ってもらうために訴える。それが選挙の際の候補者の責務だと思っています。そしてもちろん、演説を聞いて、「原田さんいいね!」「共感する」「託したい」という方を増やしていくためでもあります。
話しまくる選挙期間だからこそ、選挙に入る前に「聞く」ということを重視してきました。
いろんな人に会いに行く。
様々な現場に出向く。
多種多様なイベントに参加する。
自分で、イベントや場を作る。
LIVE配信やSNSで意見を届けてもらう。
聞いた声をもとに、あれやこれや頭を悩ませながら、良い未来に向かって政治がやるべきことを日々考えています。
そうやって紡ぎ出した政策や政治理念を、選挙の際に訴えています。(選挙以外のときにももちろん発信しています)
本を読んだり、行政の資料を読んで学ぶことももちろん大事です。
ですが、有権者とつながる政治家という立場から、直接「聞く」ことで、地域の課題や現状を沢山知ることができました。
つい先日も、「大病院に子どもの一時預かりの場所を作れないか?」と話を聞きました。保護者の方が、ご自身の親の病状や治療計画などを主治医の方から聞くとき、その話に集中したい。との想いからとのことです。
直接、政治・行政が なにかするorなにかできる ものではないかもしれません。それでも、こういった「声」をこれまで沢山聞いてきたことは、社会の未来を考えるために大切なことだと思っています。
実は、1年半ほど前から、みなさんから聞いた「声」と「僕の考え」をまとめて、発信をしてきました。
選挙の際に掲げる「公約」とは違って、もう少しふわっとしたものですが、候補予定者の頭の中を少しでも知ってもらえればと思っています。
また、実際にこのサイトから「声」を届けてくださる方が何人もいらっしゃったことは嬉しかったです。
よろしければご覧いただき、あなたの声もお届けください。
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そして、聞かせていただいたいろんな「声」と一緒に、衆議院議員として政治の分野から社会を作っていきたかった。そして、「声」を届けやすい議員としていたかったのですが、それが叶わず、申し訳なく悔しい限り。
政治を動かすのは難しい。だけど動かないわけではない。
と思いながら、師走を過ごしています。
来週は久しぶりに、高校での主権者教育授業をしてきます。
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