世界が違って見える、愛おしくなる「un(real) utopia」| art-016
こんにちは!
私は週1で展覧会に足を運んでいます。
今日は、2022年5月15日(日)まで東京都写真美術館にて開催されていた「本城直季 (un)real utopia」の感想まとめです。
本城直季さんのこと
本城さんは、1978年東京都生まれの写真家です。
大判カメラのアオリを利用して、ピントが合っている範囲を狭くボケている範囲を広くすることで、リアルな世界をミニチュアの世界のように映す作風で知られています。
私は展覧会にいくまで本城さんのことを知りませんでしたが、チラシの新国立競技場がすごくかわいく見えて、ほかの作品も観てみたいと思いました。
展覧会サマリ
ー基本データー
ー感想ー
・興味深度 ★★
・感動度 ★★★★
・影響度 ★★★★
・コスパ度 ★★★★
①ストーリーに胸打たれる
展示室に入る前、入口にある本城さんのコメントを読んで、それだけでぐっときました。
知らずに作品を観ても、きっと素敵だと感じたんだろうと思います。
ただ、裏側の、見えない思いを知って余計心が持っていかれました。
そして本城さんは、自分のことをよく知っていて、言葉にするのが上手な方だと思いました。
②新しい世界の見方を知る
作品はどれもなんでかわからないほど可愛くて、世界ってこんなだったんだ、と思いました。
実際人間の目でこういう風に見えることはなくて、偽物みたいで、でも本物の世界で。
神さまの目みたいです。新しい目を手に入れたような気持ちになって、これまで見えていた世界が違って見えて、会場を出たあとも、なんだかすがすがしい気持ちさえしました。
すごくおもしろかったです。
まとめ
何気なく見過ごしてしまうようなことを深く知ることができた気持ちになりました。
観たあとはなんだか世界が愛おしく思えます。
行ってよかったです!