UFBにレバーレスを”追加”
Universal Fighting Boardをレバーレス化
先に断っておくと、UFBを謳っておきながら今回の作成はZERO-Pi Fighting Board EASYを使います。やることは多分UFBでも変わらないので、ZERO-Piで作成。
①市販のアケコンからUFBにする
自作アケコンを作りやすい用に専用のケーブル一式が出てる。RAPなど市販のアケコンからUFBに換装するにはそちらと基盤を用いて接続をすれば、はんだごてを使わずとも接続が出来る…とは書かれている。書かれているがそれは30mmと24mmのボタン部分のみである。L3R3スタートなどのボタンに関してはアケコン独自の基盤とボタンを用いている場合が多いのでファイティングスティックケーブルのファストン端子が刺さらない場合も多い。その場合には8ボタン以外を諦めるか基盤を読んではんだ付けをする必要がある。その過程を経てようやくUFBへの換装が終わる。
①’完全自作にする
24mmや30mmのボタンを増設してその辺のボタンを追加するか、一からアケコンを設計してゼロから作ればUFBのアケコンは完成する。
②レバーレスへの換装
レバーに刺さっているハーネスをレバーレスのボタン用のケーブルに変換するケーブルも売っているのでそちらを使えばレバーレスへの換装も簡単に出来る。
③レバーとレバーレスの共存
ここまでが普通のフロー。レバー用のハーネスを利用することからレバーとレバーレスのボタンを同時に使うことは出来ない。ただし同じ機能のボタンを2個作る場合などや配線を自分でする場合などに備えて基盤の上の青いとこにケーブルさして配線できるようになっている。ただ回路図みたり一度配線した人は分かると思いますがGNDの数はボタンの数とイコールではない。GNDケーブルを数珠つなぎにしたものを利用することになる。千石電商でファストン端子つないだケーブルを一応買ってはいたのだが、その数珠つなぎの部分をどうするのかが課題だった。「チェーン配線 ファストン端子」で検索すれば叢雲商店のモノが出てくる。カバーないからカバーなしかカバーを自力で取り付けるか熱収縮チューブ使えと書かれてるけど220度くらいのヒートガン持ってないよ俺。
④レバーレスキットを改造
もちろんファストン端子とケーブルのチェーンを自作出来ればそれに越したことは無いのだが、自分にはそんな工具を持ってないしやり方もよく分かってはいない。と、ここでファイティングスティックケーブルのレバーレス化のケーブルがある(使う予定は無かったのになぜか買ってた)ことに気づく。これで4ボタン分のGNDケーブルが確保。根本から切断して皮剥いでそのままつなげばええやん。
⑤レバーレス用ケーブル接続
上の画像のような配線になっているので、Hitbox専用5pinボタン用ハーネスのハーネスを解体して被膜を剥いでネジ緩めてさしてそこにぶっ刺します。
⑥ボタンに接続
それが出来れば通常のボタン接続と一緒。
出来上がり
こんな感じのアケコンを作りました
8ボタンの上にあるのはLSRS(L3R3)の2ボタン。上部にある黒いボタンと配線組み替えてどっちかを使う形です。LBLT(L1L2)ボタンの配線を組み替えてそっちに持っても行けるような感じです。LSRSボタンに関しては基盤の上部分に配線差し込む場所は無いので上か真ん中のどっちかのボタンにしか設定できませんが、LBLTに関してはレバーレス用のボタンと同様のことが出来るので同じボタンを2つにすることが可能です。
問題点
通常のレバーレスのように8ボタンに上下左右をくっつければよかったんじゃないかと思う方もいらっしゃるでしょうが、ジョイスティックのハーネスの差し込み口がこの画像でいうレバーの左にあるんですよ。なのでジョイスティックの左側にスペースが必要になります。プラスそもそもそんなジョイスティックとボタンが離れていることを想定されていないので付属のケーブルが届かなくなります。この2点からジョイスティックとレバーレス用ボタンの位置関係になってます。これを解決するにはレバーレス用のキットをそのまま使用して普通に作ってジョイスティックはハーネス用の配線が売っているのでそっちを使って上下左右の向きを変えたりして作るのがいいかな。
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