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弘前ねぷた愛を強めに語る #弘前情報

ねぷた!ねぷた!ねぷた!
はじまりました。
弘前に住み始めて早もうすぐ8年経ちますが、弘前では1年の中で8月の第1週が一番好きです。
なぜなら、ねぷたがあるから!
そして弘前にしてはめずらしく本当に暑い1週間をすごせるから。
夏が好きな私にとって、弘前の夏は物足りない!

弘前に住むようになって、ねぷたが大好きになりました。
この1週間の空気感とか暑さとか、景色とか、雰囲気とか、ワクワク感、じゃわめぎ感を瓶に入れて残しておいて元気が無いときに味わって元気出したい!
そのくらいねぷたが大好き!ねぷた愛してます。
そんな私がねぷたについて語りたいと思います。
青森県にはいろんな「ねぷた」「ねぶた」がありますが、色々見た結果、私は弘前ねぷたが一番好きなので、弘前ねぷたについて語ります。


ねぷた1日目、始まる直前の雰囲気

ねぷたとは

以下香川県の琴平町ホームページより拝借しました。
なぜ香川?うまくまとまっててすごい!

国の重要無形民俗文化財にも指定され、青森県津軽地方の夏を彩る「弘前ねぷたまつり」は、毎年8月1日~7日に開催され、三国志や水滸伝などの武者絵等を題材とした大小約80台の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前市を練り歩く夏まつりです。

笛・太鼓のお囃子(はやし)につれて「ヤーヤド、ヤーヤド」の掛声とともに、気勢をあげて大勢が山車を引きます。
弘前ねぷたの山車は大型の燈籠(とうろう)で、扇ねぷたを主として、人形型の組ねぷたも見らます。
ねぷたは各町内会、愛好会、職場団体等がこれを運行するが、ねぷたの骨組み、絵、囃子等にたずさわる人々は、弘前市内全域にわたっています。大小数十のねぷたの中には古風をよく残したものも多く、青森のねぶたと並んで貴重な民俗行事です。

https://www.town.kotohira.kagawa.jp/site/shikokukonpira-neputamatsuri/6034.html

扇形の山車を笛や太鼓と共に、主に人力でひいて練り歩きます。
かけ声はヤーヤドーです。
「ヤーヤドー」とは武士が出陣するときのかけ声だそうです。


弘前市ホームページより

ねぷたの表面は「鏡絵」と呼ばれ、勇ましい絵が描かれています、裏面は「見送り絵」と呼ばれ、美人画や幽霊画が描かれています。
以下、鏡絵と見送り絵についての「弘前ねぷた参加団体協議会」の説明。

「弘前ねぷた保存基準」では、以下の通り鏡絵と見送り絵について定められています。
①「鏡絵」(ねぷた本体正面の絵)
明治時代以降中国の三国志や水滸伝、あるいは日本の武将や説話の奮戦図・人情等が題材として多く用いられ描かれており、これを弘前ねぷたの鏡絵の基本とし、骨組には外貼りとする
②「見送り絵」(ねぷた本体裏面中央部の絵)
これまでは美人画が主に描かれてきているが、鏡絵や袖絵との関連等にも留意して描き、額縁内貼りとする
見送り絵額縁部分の内側額縁には「蔦模様」の下がった状態を、その外縁には「雲」を描き、何れも外張りとする
・鏡絵は、武者絵等の躍動感溢れる絵柄で「動」を表現し、見送り絵は、美人画等で「静」を表現する。

http://neputa.jp/?page_id=41

以上のように絵にはかなり制限があるようですが、それでも個性がかなりあって見ていて大変面白いです。

下の写真は2024年8月1日、素敵だなと思ったねぷたです^^

鏡絵!白地にカラフルで素敵!弘桜会!
本町!これも白地にカラフルでキリッとしてて素敵!


童榮會!鬼の絵かな。緑の鬼の色がいい!


とてもカラフルな見送り絵。弘前大学!


宮園青山の見送り絵、とても好き!

大分説明が長くなりましたが、ここからは弘前ねぷたの好きなところを書いていきます✨

すきなところ1 毎日祭り!

ねぷたの好きなところは、まず1週間ずっとお祭りなところです。
正直この1週間はあまり仕事になりません笑
なぜなら19時からのお祭りが一日のメインになるからです。
1週間毎日お祭りです!最高です!
当然だけど私は毎日見に行きます!
当然です!

好きなところ2 感動する!

まずこのねぷたは上にもありますが、「町内会」が主な参加団体なんですね。
町内にある住民や企業が寄付したり協力し合ってその町のねぷたを作って参加するんですよ。
まずそれだけですごすぎませんか。
文献に初めて登場してから300年だそうで、この300年間各町内会がこの素晴らしい行事を今に受け継いできたということだけで感動して涙出てきます。
300年守って受け継ぐなんてすごすぎる。
価値がありすぎる!
ねぷたって多分結構大変なんですよ。
このために何ヶ月かかけて準備されてます。
骨組み作ったり、絵書いたり、笛やたいこの練習したりされてるんですよね、、、すごすぎる。
子どもが一生懸命山車をひいたり、みんなで声出したり、協力したり・・・。この姿を見てるだけでゆさぶられます。
毎回感動して涙が出ます。
何でこんなに心揺さぶられるのかもっと言語化したいんですが、うまく出来ません。
とにかく感動するから見に来てほしいです。

好きなところ3 情緒がある!風情がある!上品!

情緒と風情について調べてみました。
弘前ねぷたにはこの風情がありまくるな!と思います。
先ほど書いたとおり「町内会」が主体だからこそ、出来る範囲でやられているんじゃないかなと思います。
だから、やりすぎなくて品があるところが大好きです。
組ねぷたよりも扇ねぷたの方が好きなのも、品があるからです。
だって組ねぷたって扇ねぶたよりもさらに作るのがめちゃくちゃ大変そうだし、お金かかりそうなんですよね。。。

組ねぷた!もちろんこれはこれでめちゃいい!

扇ねぶたは平面ですが、その代わり鏡絵の極彩が大変に美しいです。
迫力があるし、動を感じます。町ごとの違いも大きくて大変面白いです。

そして、見送り絵も大好きです。静を表現しているところもいい。
鏡絵との対比でが面白いです。


美しすぎる宮園青山の見送り絵。風情を感じまくります

かけ声が比較的ゆっくりで、温かみがあるところも大好きです。
夫曰く、以前よりかけ声が早くなっているらしい・・・ゆっくりのほうが好きなので早くならないでほしい。個人の感想ですが。

好きなところ4 レスがもらえる!

弘前ねぷたは信号や電線にぶつかったりしないように、そして安全に運行するために上に人が乗っています。
そして、その上に乗っている人に手を振ると手を振り替えしてもらえることがあります。
これがなんかめちゃ嬉しいんですよね。
応援の気持ちが伝わる気がするというか。
知り合いが上に乗ってたりすると格別です。
めちゃ誇らしいです。
ぜひ見に来られた際には上に乗っている人に手を振ってみて下さい。

こちらも美しい土手町のねぷた。上に人が乗ってます!

いかがでしたでしょうか。
熱量高めにねぷた愛を語りました。
文章で書くのが難しい。
もっともっと語りたいねぷた愛を。
ですが、いったんこの辺で終わりにしたいと思います。
ねぷたを見てみたいなってちょっとでも思っていただけたら大変に嬉しいです。


通勤中にローソンの駐車場で見つけたねぷた!展示して下さっていました。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
8月も楽しいことがたくさんありますように♪


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