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就活→就職→転職だけじゃない

朝の地下鉄で、転職サイトの広告がひたすら流れていた。

「もっといい会社」とか「新しい生き方」とか謳ってる。

ちょっと待て。なんだか違和感を感じた。


学生の時の就職活動。

そのときも同じ会社が就活サイトやら合同説明会を開いたりと、会社への道を示していた。
ご丁寧にも服装の基準やら面接の解答例なども全員に教えてくれる。
ドラえもんが大量生産されていく場面を思い出した。短編映画だったかな。

個性を大事にしたいという詩を社会が詠んでいる。
それでもほとんどの会社は個性を怖がる。


話をもどすと、案内された道に沿ってきっちり周りと足並みを揃えて就職した若者に対して、こんどは転職を勧めてくる。
大体の人は何らかの理由で会社に合わなかったりするものだ。
だって個性があるから。
それはまるで誰かがベルトコンベアの上にある僕らを品質チェックしているかのようだ。不具合があれば別のルートに流されるかように。

もちろん就職や転職が悪いと言っているわけじゃない。
(自分も転職サイトは何度も利用してる。)

ただ、学生時代の就職に対する選択肢やツールが少ないように感じる。
もっともっと働き方はあるし、資格や大企業に入らなくても生き方としてなに一つ間違っていない。僕もそれを知るのが大人になってからだった。
なかには頭の良いやつもいて、学生の時からそれを知っていて起業したり海外で好きなことに挑戦する人もいた。今になって本当に羨ましく思う。

これから就職活動を控えている人、未来を考えている人にはぜひ大きな就職案内だけに惑わされず、広い視野で将来を考えてみてほしい。

サポートありがとうございます。妻にいつも苦労を掛けているので、美味しいデザートを買ってあげます。ありがとうを添えて。