単身中国へ留学 結婚編

前回の続き。
四川省の山奥から脱出。
下山した先で、今にも壊れそうな車が数台あり、運転手と思われるおじさん達が手招きしている。これに乗って長距離バスのある街へ行くとの事。
我々二人だけかと思いきや乗り合わせタクシーらしい。見知らぬ人と同乗し出発。走ること2時間。長距離バスのある街へ到着。後で聞いた話ですが、ここは宜宾という場所で、有名な白酒(五粮液)の製造工場があるそうです。覚えてないですが、行きもここを通ったらしい。
ここから長距離バスで重慶へ。約3時間ほどで到着。

重慶で、結婚手続きすると言う。その為には、現地日本領事館で独身証明書を発行しないといけないようで、まずは日本領事館へ。窓口であれこれ聞かれ、独身証明書をゲットし、近くの結婚登記所で手続きをする。
当時24歳、お金に少々余裕があった事もあり、特に悩む事なく、結婚する事になりました。
当時の心境は、何の感想もなく、ただこの人と一緒にいたいなー(下心)と言った感じでした。これが良かったのでしょう。色々考えてもしょうがない。国際結婚がどうしたと言う感じでした。両親には報告しませんでした。

その後は北京行きの航空券を購入し、重慶動物園で汚れたパンダを見たり、夜の長江遊覧船に乗ったり、一通り観光し、北京へ戻りました。

まもなく夏休みが終わる頃でした。
家に着き、体重を測ると、10キロほど痩せていました。

真夏の四川省山奥生活は、勝手に痩せていくので、ダイエットにはもってこいの場所でした。

ここから下期の留学生活がスタートします。

続く。
ありがとうございました。

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