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心のユートピアへようこそ4・夜道の灯り

〖最澄の諭し〗
 
彼の有名な{最澄}は「一隅を照らす(よう心掛けなさい)」と仰いました
 
「わが身を他人の為に活かせ」との説諭なのではありましょう、ロウソクの時代ゆえにか細いながらも確かな一灯なのですよ
 
そんなロウソクに「か弱い一人ひとりの身ではあっても他人の為に尽くすべきです」との含意が込められていたのではありませんか

それが互いの生き辛さをカバーしてくれるという訳なのでした
 
さて、翻って現代の私たちとしては{最澄}の言葉を一体どのように捉えたら良いか
 
はい、灯りは煌々としておりましょうが然し、人の心情となるとヤハリ暗さを抱えている場合が殆どなのではありましょう

中には闇の中でモガイテいる人々も多いこと間違いありませんのです
 
となれば寄り添い掛けて上げる言葉が例えロウソク程度ではあったとて確かな一灯には成るのでした、それは間違いなく
 
※【頼りなげな寄り添いであっても状況によっては闇夜の一灯なり】
 
さー、とは述べてみましたがですよ

そのような人物に成れるには前段階がありましょう、それを踏まえないと他人への気配りなど難しいはずですね

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