僕が主人公と名乗る99の理由
僕は自分のことをこの世界の主人公だと思ってしまってます。芸人としてもいち個人としても、今までもこれからもそれは変わりません。誰がイタいねん。
ではなぜそんなことを思うのか?
その所以を今回、99個考えてみました。
その1
女子が3人以上集まって笑ってると俺の話してるんだろうな?って絶対思う
その2
スーパーの有線がおしゃれな曲に変わるとこれ俺のために流してるんだな?って思う
その3
バイト先の人間関係のバランスは自分が保ってると思ってしまう
その4
駅の反対出口にあったATMが駅の自分の家の方に移動してきたのは俺のためだなと思う
その5
自販の温かいおしるこは自分のためだけに販売されてると思う
その6
自販のそば茶は自分のためだけに販売されてるとおもう
その7
ごく自然な流れで学級委員長になれた
その8
ごく自然な流れでジャニーズになれた
その9
若手芸人で集まるとき、好きな服着てるだけなのに「売れたやつの服着て来んなよ!」と俺だけ毎回言われる
その10
芸人にしては目鼻立ちがしっかりしすぎてる
その11
演劇をしてた頃、主役にばかり選ばれた
その12
喋り方がなんでも分かってる風で、説得力がある風だから、周りから頼られやすい
その13
街歩いてたらほとんどの人がこっち見てくる
その14
渋谷の街とか歩いてると、なんだか周りがスローに見えて、自分がMVの主役になった気分になる
その15
ちゃんと可愛い子と付き合える
その16
華があるからキャスティングしたと言われる
その17
高そうな服が似合うし、映えてしまう
その18
身長とか、立ち振る舞いが舞台映えする
その19
それなりに頭が良くて、ちゃんと大学を出た
その20
自分が主役のはずなのに、他の人が目立ってると、あれ?神様どうしたのかな?って思う
その21
おしゃれな髪型が似合う
その22
新しい環境に入った時の、スタートダッシュの切り方がエグい
その23
何の根拠もないが同調圧力に対して「それ、僕は違うと思います」と言える
その24
まつ毛が長い
その25
20代後半にしては肌ツルツル
その26
歌がちょっと上手い
その26
知らない間にダンスが特技になってた
その27
学生時代も陽キャのグループにいた
その28
小さい頃から、テレビはいつか簡単に出れるもんだと思ってた
その29
小学校の時とかに、自分の図工の作品とか、国語の作文とかが区の入選にならないと、普通になんでだろ?って思ってた
その30
自分の意見が1番効率が良いし、正しいと思いがち
その31
同期とか同学年の人に、自分がリーダーだと思い込んで説教しがち
その32
高3の時、クラスの7人の女子から同時にモテてた
その33
それは違うよ!という意見を言いたげな友人に、でもきっとハラちゃんが正しいだろうからここは譲ろう。と忖度されることがある
その34
エキストラのバイトしてた時に現場で高良健吾さん見ながら「俺あっち側だよなー」と呑気なことを言ってた
その35
コンビニのホットドリンクがまだ温まってなかった時、主人公なのになんでだよ!ってなる
その36
世田谷育ちだから
その37
小さい頃から芸能人を街で見つける能力が高くて、自分も見つかる側になると思い込んでた
その38
悲しいことがあった時に、脳内でドラマのエンディングみたいなBGM流れて感傷に浸ってしまう
その39
友人の子供の女の子と会う時に、まだ成長する前にこんなイケメンを見せてしまって、これから俺以上の男性はなかなか現れないのだから、人生を絶望させてしまうんじゃないかといつも不安になる
その40
トリュフとフォアグラとキャビアが好き
その41
リレーの選手だった
その42
自然な流れで部長やってた
その43
女子に優しい
その44
数合わせで誘われた飲み会だとしても、自分のためにわざわざ集まったメンバーだと思いたいから、あんま喋らずちょっと遠くから見て楽しむ
その45
思春期のちょうどいいタイミングでメガネからコンタクトに変えた
その46
ライブの出番がトリじゃないと、なんでだろ?って思う
その47
ジャニーズのドラマが好きだったから、幼い頃から主人公と自分重ねて生きてきた
その48
ヒーロー戦隊見るときずっと赤ばっか見てた
その49
なんか嬉しいことがあった時に、マツケンサンバの後ろのダンサーさんが出てきてくれればいいのになって思う事がある
その50
ゆっくりと面白くないことを言い続けても自信があるから怖くない
その51
ポケモンはサトシしか見ない
その52
胸を張って歩いちゃう
その53
天気いいと俺のために晴れたのかな?って思う
その54
雨だと、俺に悲しいことがあったわけでもないのになんで降ってるんだろ?って思う
その55
今は俺のこと見てない人も、本当は見るのが恥ずかしいからこっち見ないんだなって思う、つまり街歩いてる人は全員俺のことが気になってる
その56
ウインクとか平気でできる
その57
富士山見ると俺だな…って思う
その58
自分が最後にしゃべりたいから、ライブとかで先にトークを譲る
その59
主人公は1人でいいから、W主演って言葉を聞くとゾワっとする
その60
自分が主人公の人生だと思ってるから、周りで起こる小さいマイナスなことは気にならない
その61
水戸黄門の印籠が出てきて、悪者が土下座するシーン見ながら「俺は水戸黄門だな」ってずっと言ってた
その62
とにかくプライド高い
その63
友達との飲み会は幹事になりがち
その64
やりたく無い事も周りがやらないからしょうがなくやってるのに、ハラちゃんは中心でいつでも頑張ってて偉いね!と言われる
その65
自分の人生に起きた辛いこと楽しいことの右葉曲折を毎日振り返って毎回「これ本書けるな」と思う
その66
星空見上げるだけで自分のための宇宙じゃんと思って泣ける
その67
夜景とか見ると自分のための世界じゃんと思って泣ける
その68
自分が半沢直樹的なドラマの主役だと思って、街を歩く時に間違って人を鋭い目つきで睨みつけてしまうことがある
その69
自分が1番お笑いのこと考えてるだろうなって思い込んでる
その70
自分の人生のドラマの相関図を広げるために八方美人になりがち
その71
スポーツは全くできないから、スポーツの主人公になれる世界っていうのがまた別軸にあって、自分はその小説には出てこないキャストだって思うようにしてる
その72
キラキラしたものが好き
その73
シャワーが冷たくなる瞬間、いや主人公も全部が幸せだと良くないからこういう困難でバランスとる時あるけど!って思う
その74
アイドルはセンターを推してしまう
その75
原宿の地名の由来は自分だと思う
その76
原監督はハラ界でも有名すぎるから勝手に敵対視
その77
自分が寝てる間に世界も止まってると思ってる
その78
宝くじはきっととんでもない額があたっちゃうから怖くて買わない
その79
この世界の主人公の自分が行った事ないのだから、外国という概念は全て架空のもの
その80
街のでかい看板のタレントさんが自分に見える時がある
その81
中華は麻婆豆腐が1番好き
その82
飲食店に入るとすぐその店の働いてるリーダーみたいな人を見つけたがる
その83
何も考えずに公園のベンチに座ってる時もいまモニタリングされてるだろうなって思う
その84
通知表はオール5だった
その85
ギャグとかモノボケとかこれ自分が主人公じゃ無いなって時は静かにしてる
その86
自分がライブない日にいる劇場の出待ちも、もう自分のファンなんじゃないか?って思う時がある
その87
「優勝」とか「1番」って聞くと鳥肌が立つ
その88
男にも優しい
その89
他人の人生の主役も自分だと思ってる
その90
自分がチヤホヤされる妄想だけで日が暮れる
その91
痩せてて、なんかスッキリしてる
その92
なんか鼻につく
その93
学生時代、陽キャじゃないグループの出来事にも首を突っ込んでた
その94
水をごくごくのむとき、今これCMじゃんっていつも思ってる
その95
キャーキャー言われると気持ちいい
その96
「本日の主役」のタスキを何回も買おうとしたことがある
その97
何の仕事に応募しても根拠なく受かると思ってる
その98
自分の登場で場が沸かなかった時に、何でか分からなくなる
その99
自分が中心だとアピールしたすぎて芸名に「主人公」をつけてしまう
これは全部、僕が本気で思ってることです。
え?あなたの人生に俺は1ページも出てこない?
いや誰がちょい役だよ。(友情出演)のやつかよ。
安心して。残りのページ、めくってみて下さい。
もうすぐ、会えるよ。
主人公のハラちゃん
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