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LINEのクリエイターズスタンプって儲かるの?発売から3ヵ月、売上全て晒します【LINE Creators Studio開始】
どうも!プロニートのはらだんです。
先日、LINE Creators StudioなるアプリからLINEスタンプの制作・申請を全てがスマホから出来るようになったそうですね。この機会にクリエイターズスタンプを作ってみたいなぁと考えている方も多いのではないでしょうか?
という事で今日は、私が初めてLINEのクリエイターズスタンプを作った時の過程や売り上げなどを書けるだけ書いていきたいと思います。晒すぜ~超晒すぜ~!
とは言え私が制作したのはLINE Creators Studioのリリース前なのであしからず。アプリに関しては、記事の最後のほうで実際に少し使った感想を書いております!
まず、私が発売したスタンプはこんな感じです。
私の考えたオリジナルキャラクター、まくらちゃんです。
かわいいでしょ?かわいいですよね??????????????
スタンプ制作
まずLINEスタンプを作るにあたって準備したのが
・SAI(ペイントツール・約5000円)
・Wacom Intuos Comic M(ペンタブ・約16700円)
この2つです。
高ぇ・・・・・・・・・(´゚д゚`)
普段イラストを描いたりする方は持っていて損は無いものですが、スタンプだけのためだと痛い出費かも知れませんね!
SAIとペンタブでイラストを描いていきます。
ここで絶対に注意すべき点は
・規定サイズを守る
・背景を透過する
この2つです。申請の際にW 370 × H 320pixel以上の画像は登録できません。そしてpixel数が奇数の場合もNG食らうので注意です!
作るのはスタンプのメイン画像1つと、タブ画像1つ、そしてスタンプ画像を8個/16個/24個/32個/40個のいずれか。
私は32個にしました。最初は40個作る予定だったのですが、40種類考えるのは本当に至難の業で諦めてしまいました。。。40個考えられる方は本当にすごい!
審査前にクリエイターズマーケットのサイトで動作確認も出来ます。ここで透過がうまくいっているか入念にチェック!
審査画面で、スタンプを好きな順番に並べて、スタンプ名など詳細を書いていざ申請!
審査
審査期間は時期によりけりのようですが、私の場合は
申請→8日後リジェクト(やり直し)のお知らせ→7日後再申請→5日後またリジェクト→その日に再申請→11日後承認
こんな感じで、申請してから1ヵ月ちょっとで販売となりました。長かった。。。
ちなみにリジェクト理由がこちら。
透過の失敗や、同じスタンプを2つ入れてしまっていたり(アホ)、漢字の間違えなどなどかなり細かく指摘されました・・・。審査の方、ほんとお疲れ様です。
審査期間ですが、販売地域を海外も含めると長くなったりするとかしないとか。私は知らずに販売可能な全てのエリアで申請してしまったのですが、海外向けでなければ日本のみにエリア指定した方が早そうです。
ついに発売
めでたく発売したスタンプなのですが、みなさんが一番気になるのが売り上げだと思います。
クリエイターズスタンプの収益はスタンプの売上(Apple、Google等の手数料30%を除く)×50%となっていて、私は120円で販売したため1ダウンロードあたり約32円入ってくるようです。
それでは、実際の発売月の売り上げグラフをお見せします!
初日に物凄く売れております・・・!月末の販売開始となったので、1週間で4519円の売り上げでした。ありがとうございます!
私は主にTwitterでリリースの宣伝をしたのですが、フォロワー数(約45000人)に対してダウンロード数はかなり少なめです。現実は厳しい!
宣伝方法としては、ただ『出来ました~』とリンクを貼ってツイートするよりは、スタンプのPR画像や実際の使用画像もツイートすると良さげです。
それからリリースしてから気づいたのが、一番宣伝効果があるのは結局LINEのトークで実際に使うこと、ということです。自分もグループLINEに投下したところ、連鎖的にみんなが買って周りに広めてくれたのです。
フォロワーさんからも『家族や友達に送っていたら相手も買ってくれた』という報告がたくさん来て、驚き!トーク画面に押されたスタンプをタップするとすぐにスタンプの購入画面にジャンプするため、購入までのステップもかなり少なく、かつ『同じスタンプを買った』ということで会話のひとネタになったりもしているようです。
売り上げ推移の方がこちらです。
翌月、翌々月です。見事に下がっていくぅ~!
でも、リリースしてから全く売れなくなる訳でもないことが分かりますね。さきほどの話のように、買って下さったフォロワーさんや友人から巡り巡って全く私を知らないひとの元にも届いているのかも・・・?少し夢がありますよね!
という事で、現時点でのクリエイターズスタンプの収益は合計6675円でした!
全く初期費用すら回収できていないのですが、個人的に思ったメリットは
・イラストを何パターンも描くため、かなり練習になる
・審査に通るとちょっと感動する
・自分の作ったLINEスタンプがあるとドヤれる
こんな感じでした。
それから他のクリエイターさんを見ていると、何種類もシリーズ展開している方が多いようです。私の出したまくらちゃんは、まくらのキャラクターということで睡眠に関連した言葉ばかりで構成したためかなり使いづらいということが判明しました・・・。なのでまた気が向いたら第2弾であいさつ系も出してみようかと思っています。
LINE Creators Studioは使えるのか?
冒頭でもお話したこのアプリですが、これで機材がなくてもかなり簡単にスタンプ申請が出来るようになりそうです。実際どこまで使えるのか少し試してみました!
かなり手抜きですみません・・・ペイント機能としては色・太さ・筆圧選択が可能、テキスト入力も数種類ある中からフォントを選択可能となかなか充実しています。が!やはり指のみで描くのは慣れるまで少々難しそうです。
ですがスタンプ専用なので初めからPING形式になっていたり、サイズをミスる恐れが無いのはやり易いところ!
ペイント機能よりは、実写スタンプ作成機能のほうが長けているかもしれません。実際に撮った写真を、すぐに指でなぞってトリミング。
試しにうちの亀のびわたんを撮ってみました。トリミングは拡大しながらできるのでやりやすい!
かなり適当ですが、約1分でそれっぽいものが出来ました。カメラで写真を撮ってデータをPCに取り込んで、ソフトでトリミングして背景透過して・・・という作業が全て1つのアプリで出来るのは画期的なのかも知れません。
ゆるーい感じのへたうま系イラストスタンプや、ペット系の実写スタンプには良さそうです!
以上が、私が実際の経験を通して知ったクリエイターズスタンプのあれこれです。
これから作ってみたいという方や、単純に仕組みなどが気になっていた方に少しでも役に立てたら幸いです。最後まで読んで下さりありがとうございました!
あっ!まくらちゃんスタンプよろしくね~!!!!(大声)