冬至過ぎて、新たな一年が始まります。
2018年を少し振り返ってみます。
昨日は冬至で自然界の大晦日。そして今日が自然界の元日。
この日に今上天皇が誕生されていいるのは、偶然ではないような気がします。
平成最後のという言葉が使えるのも、来年に譲位されるからできることです。
今年は、自然災害が多い年でした。ぼくの住む大阪も地震や台風で被害がありました。地震では大好きな食器が粉々に壊れて、残念な気持ちでいっぱいでした。自然災害はいろいろなものを手放さなければなりません。
けれど、いろいろなものを手放しても、執着心がなくなっていました。
昔なら執着して、手放すまい、無くすまい、と思っていたことが嘘のようになくなりました。今までになくすことを数多く経験していたこともあるでしょうが、違ったのです。
いずれ、流れ去るもの。
いずれ、離れるもの。
いずれ、返すもの。
このように思えるようになったのです。
全てのものは、預かっているだけなんだと真から思えたのです。
仮に今は持っていたとしても、死ねばお返しすることになる。
お金も、権利も、持ち物も、家族や友人も、肉体ですら、現在お預かりしているのです。
壊れてもいい、譲ってもいい、返してもいい、離れても執着せずにお返しする。
天皇陛下の譲位も、役目をお返しするということです。
今年、ぼくに起こったロスや自然災害は、お返しするということを再確認するできごとでした。
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