消防士の憧れであるオレンジ服を着る方法

オレンジ服を着る方法

 今回は救助隊以外で、オレンジ服を着る方法やタイミングについてお話しします。オレンジと言えば、救助隊のイメージがあって、消防の中でも花形のイメージが強いかもしれません。がしかし、救助隊以外でもオレンジを着ている隊があるので、その紹介と、それ以外でオレンジを着るタイミングについて紹介したいと思います。
全部で3つあるのですが、
まずは、救助隊以外でオレンジを着ている隊を紹介します。

◯救助隊以外でオレンジを着ている隊

それが、、、
はしご隊です。各所にはしご隊がいる消防署には、救助隊がなくてもオレンジを着ている方はいらっしゃいます。
ここで少し豆知識！！
・なぜ、救助隊はオレンジ服なのか？？

　オレンジ色なのは、夜間の交通事故現場や火災現場など暗闇や煙の中で活動するときに、視界が悪くても救助隊が居ることを判りやすくするためです。災害の活動現場は、隊員同士が活動中にお互いを認識しあって活動をする必要があるので、オレンジ色になっています。
[jin-iconbox07]オレンジは国際救難色と定められています。[/jin-iconbox07]
なので、救助隊は世界どこに行っても基本的にはオレンジの活動服を着ています。だから、日本の救助隊もオレンジの活動服なのです。
次はオレンジ服を着るタイミングです。

◯オレンジ服を着るタイミング

　いくつかあるのですが、その一つが出初式です。
簡単に説明すると、日本の消防関係者により年明けに行われる、 仕事始めの行事です。
この際に、入場行進をしているのが、消防学生です。
そして、各隊の紹介をするので、救助隊の入場行進を担当することができれば、オレンジを着ることができます。

最後、3つ目が、同期や先輩の結婚式の際です
消防士の結婚式には、愛の救助隊という余興をすることが多いです。
なので、消防同期の結婚式で依頼があれば、同期がすることになると思います。
これで自分自身も2回ほど、オレンジを着ました。
しかも、其の内の1回は消防士を辞めてから、同期の粋な計らいで、はらちゃんにオレンジを着させたいって言ってくれて、更に隊長をやって欲しいって言ってくれたので、オレンジを着て更には隊長役までやらせてもらいました。
本当に、優しくて、仲間思いの同期を持って、感謝しかありません。
消防士なったことで、いろんな社会人経験をさせてもらったと共に、大切な仲間に出会えたことが、人生の財産になっています。
このような形で、救助隊でなくても、オレンジを着る機会は、何度かあります。という形で、本日は救助隊以外で、オレンジ服を着る方法やタイミングについてお話しさせて頂きました。

◯最後に皆さんへメッセージ