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【厚利少売】ロマンとそろばん両方大事!

先日、甲州市にあるお寺、『休息山立正寺(きゅうそくざん りっしょうじ)』さんにて総勢11名のタイルトレーワークショップをさせていただきました。

説明している時の様子


タイルは全て建築現場やメーカーの廃盤品などのデッドストックタイル。
選んでもらってから目地を詰めて、、、


あとは完全に乾燥するまで1日寝かせて完成!

▼会場となった立正寺さん▼

▼立正寺さんのInstagramは下のリンクから▼

お寺といっても、月一回お寺の敷地内でマルシェをしていたり、本堂で朝ヨガをしていたり(30~40名定員が毎回満席!)、地元の人にも愛されているお寺さんです☀️


詳しくはInstagramを見てみてください☀️

今回は、


ロマン  (開催までの経緯や、準備、大事にしている信念)
そろばん(単価アップのポイント、フロントエンドとバックエンドなど)



両方の側面からお話しします。そろばんの部分は有料ですが、前半のロマンの部分は無料で読めますので、ぜひ読み進めてみてください☀️
#ロマンとそろばん両方大事


ロマンの話

⚪︎『捨てられるものを、どう活かすか』

元々は施工現場で余ってしまう新品のタイルだったり、メーカーの商品入れ替えで何十トンも破棄されるタイルを見て「未使用でまだまだ使えるし、これで何か作れないか???」と思ったのが始まりです☀️


お客さんとの打ち合わせで使う、取り寄せたサンプルタイル。


鍋敷きや鉢置きなどに使えるトレーに。

木枠も施工現場で出る「新品だけどサイズ不足で破棄する端材」だったり、古民家から出てきた下足箱の無垢の棚板を製材して、自分で作成しています。

コップを置けるコースターサイズを作ってみたり。。。


メーカーの廃盤品で、もう手に入らない大理石のタイルトレー


お客さんが送ってくれた、使用している時の写真

数が限られるタイルがほとんどなので、一点ものになることが多いです。でもそれが、一期一会感があって、お客さんも喜んでくれてます☀️

古民家や御蔵から出てくる古家具や古道具、木材、食器etc。今回に限らず、自分自身が大切にしているのは


『捨てられるものを、どう活かすか』


この一言に尽きます。それが、古家具だったり、タイルだったり、建築余剰材だったり、生い茂った竹だったりするだけで、大切にしていることは変わりません。before・afterの振り幅が大きい分、楽しさが尋常じゃないわけです☀️

ホームセンターに行ってもテンションはもちろん上がるけど、それよりも建築現場にあるバケットを見かける方が「使えるものあるかなー☀️お!これまだまだ活かせるじゃん!」と、より楽しくなります☀️

『捨てるからって、本当に役目を終えているか?』
『まだ活かすことはできないか?』

もちろん、役目を終えているものはリサイクルに出すし、数字的に合わないのであれば苦しくなってしまうので、線引きは大事です。

#ロマンとそろばん両方大事

⚪︎お客さんの一言が全ての始まり

自分で製作して販売していると、どうしてもシンプルなデザインなものを作りがちです。ただ、仲の良いお客さんから


自分の好きに自由にタイル並べて、作ってみるの楽しそう!!


という言葉をもらいまして、「それならやってみましょう!」ということでワークショップがスタートしました😂

ただ、今回の立正寺さんがぶっつけ本番かというと決してそうではなく、事前にInstagramのストーリーで、タイルトレーのワークショップのモニター募集をし、何回か試験実施しています☀️


仲の良いお客さんと!まずは少ない人数でトライ。
お客さんの娘さん(年長さん)も参加。
目地詰めも一緒にやりつつ。。。


完成!下が娘さん、上がお母さんの作品✨

これ以外にも何回かモニター募集して行ったので、かなりオペレーションを簡略化させることができました。「これなら自分だけでも参加者10人くらいならやれるだろうな」と確信してから、今回の立正寺さんでのワークショップに臨んでいます。

とはいっても緊張はします😂笑


「やるからには全身全霊全力で。そして参加者の皆さんには、最高の仕上がりで持って帰ってほしい」と、自分にプレッシャーをかけてましたので、普段の私を見慣れている人からしたら、「あ!緊張してる!!!😂」と明らかにわかったと思います😂

#参加者の友人には即バレしてました😂

それでも、楽しく無事に終えられたのは、参加者の皆さんのおかげであり、立正寺の中核メンバーの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!

before:タイルを並べて、目地詰め前の写真
after:お客さんから届いた写真。無事に目地が乾燥して完成!

そろばんの話

⚪︎やってみてわかった単価アップのポイント

ここからは「そろばん」の話です☀️主催者の友人たちが声をかけてくれたということもあり、ワークショップ自体の参加費はそこまで高く設定していません。

ただ今回、11人のお客さんとやってみたからこそ「あぁーなるほど!!確かに!これは少人数で開催したらわからなかった!!」という単価アップのポイントがありました。

それは、、、

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