産後3週間。見ているyoutubeについて
お久しぶりです。
出産して3週間、生んだ時の話をしたいと思いつつ、時間も有り余っているにもかかわらず(一応3時間で授乳しているのでめっちゃ有り余ってはいないんです。が、娘②も上2人の例にたがわず夜ちゃんと寝がちっぽくて、ありがたくも夜間起きっぱなしというわけでもなく日中は比較的暇してます。ハッピー)、やっぱ出産時のことをまとめるのは結構カロリー使う感じがして腰が上がりません。
ですので、いまリハビリ的にこのエントリを書いてます。
ゆる言語学ラジオというyoutubeチャンネルを最近見ています。
産前、とにかくQuizknockとKERを見まくっていたんだけど(以前からよく見ていたがまとまった時間がある関係でめっちゃくちゃ見てた)、いい加減もう見るものがなくて最新の動画を見たらそのまま過去動画が流れている状態で、何度も何度も同じ動画が意識のない私が倒れている家の中に放映されている日々でした。
鶴崎君が好きな鳥を答えるやつとかもう何十回も見た。これは鶴崎君が好きだから自分で選んでるところもあるけど(これ↓)
そんな中たまたま関連動画で「赤ちゃんの言語獲得」にかかわる動画が上がっていて、ゆる言語学ラジオを再生。
現時点では数回分しか見てないですが、赤ちゃんの言語獲得についてもいま生まれたての娘がいるホットトピックなので面白く見ました。
加えて自身はもともと言語学好きなので、こんなことがyoutubeチャンネルでできればめっちゃ楽しいだろうな~、左の人のさらに左の人くらいのポジションに座って話したいな~、と思いながら見てます。
※言語学が好きな話は以下で書いてます。↓
で、こちらの記事でも熱く語っている通り東北方言話者なので、方言の話もいくつか見ていて「そうそうそう!」と思うところも多いし、東北方言の用例の話題の時は「それはこういう時に使うしこういう言い方もしますね」みたいな茶々を入れたい気持ちになりながら楽しんでます。
標準語で主に過去を表す「た」が東北では現在系として使われる用法があり、それと区別するために「たった」が使われる、とかは確かにそうやって喋ってるな~、って感じ。
自分たちは何とも思わず人んち行って「〇〇いだがー(〇〇さんいますか)」とか、「昨日〇〇来たったよ(昨日〇〇さんが来ました/今はいません)」とか当たり前に使ってたけど、明確に使い分けはしているとか。(↓この動画)
あと東北人は直接的/関西人は婉曲的表現を使いがち、東北人は同じ語彙をいろんな状況で使いまわしている/関西人は細やかに語彙を分けて話している、など。
ざっくり言うとなんか東北人って失礼みたいな文脈になりそうな感じにヒリヒリしつつ、地域差を背景として言語の使い方や文化の成り立ちが違うので同じ日本人でも全く同じ感覚で伝わると思ってかからんほうがいい、というのをあくまで客観的に話してくれてる感じに好感もてました。
あくまで「違い」がありますという視点で冷静に理知的に話をしてくれてて、好きでした(ここでの「た」は過去じゃなくて現在です)。
東北人は冷たい、失礼、言葉が足りない、とか言われることが多いし多分そうなんだろうなと感じていて、東北人として生まれ育った自分や地元のことは好きだけど、他地域で生きていく面では自分の背景を殺したほうが生きやすいのかなぁとか思うこともあって。
それはまぁ事実である部分もあるし、だけどそんなこと気にしてたら自分じゃなくなっちゃうし、傾向の話なだけでその地域の人すべてに当てはまるわけじゃないし、だけどそういう地域差とかのことを研究するのが人文学だったり社会心理学だったりして、私はその分野に興味があるし…といろいろ自分の人生を振り返りながら見てました。
同時にコメ欄でも何人か言ってる方がいましたが、他地域で育った夫や義実家とのコミュニケーションの小さな歪みみたいなものは生まれ育った地域の文化差だけかと思ってたけど、標準語をベースとして会話ができているように見えてもその語彙を使用する背景が微妙に違っていることで真には分かり合えてないこともめちゃくちゃあるよなぁという違和感を言語化してくれていて、見ていて気持ちよかったです。
(↓この動画)
次々再生する動画にいろんな気づきがあり、今後も多分うっすらドキドキわくわくしながら見ることになりそうです。ゆる言語学ラジオ。
(このエントリ埋め込み多すぎじゃね~~~~~~~)
(新しいPCを買ったのでサクサク動くのがうれしいです)
(うれしくていっぱい書いちゃいました)
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