人生はブレイクダウンのように重くねっとりする。
名古屋の肉体労働者と古着屋店員が綴るこちらのnote。
はじめて古着屋店員のほうが投稿させていただきます。
今井くんの前の記事を見て自分も過去を思い出してみました。まじでダサかった。
エモーショナルな過去は自分には無縁だが、むしろ恥をかいてからの成長がエモコアを聞くキッカケになったのかもしれない。意味不明だけど。
結論を簡単に書くと、
メタル知らないのにメタル聞いてた。
というかメタル知ってるつもりだった。実際何一つ知らなかったんだ。あれはメタルコアだったんだ。
中二の頃にマキシマムザホルモンを知り(たしかとあるMADのBGMがぶっ生き返すで、そこからハマった)、その流れなのか知らないけど重ためのバンドサウンドのギルガメッシュとRoyzを聞いてバンギャもどきに。
その頃から、「ギターの音とかドラムの音が重くてズッシリした感じが何か好き」っていう薄い感情はあったのだと思います。
そして高校に進学して友達からかの有名な交錯する信念バンドを教えてもらい、ラウドと出会う。
んもぅすごい。
切り刻むようなギターに合わせたツインバスドラムの音、所謂ブレイクダウンの多様、何言ってるかわかんねえ(まじでわかんねえ)劈くスクリーム、死ぬほど低いベース。
ただならぬ衝撃を受けたのを覚えています。
わかりやすいのかは不明ですがもう1ついい例だとこれ。
その後、ラウドにどハマりをしてマイナーバンドや海外メタルコアをdigしていくうちに、当時の自分はこう言い放ちます。
「メタル以外クソwww」
寒い、寒すぎるぞ…
そうですとも。メタルの帝王Ozzyを聞かずとして「メタル以外クソ」と言い放ちやがる。いやーダサい!!というかみっともない!!
メタル以外クソというクソ思想だったからか、嫌でもエド・シーラン聞かなかったし(ジャスティンビーバーは何故か聞いてた)、授業前に廊下で爆音でcoldrain流してたし。これは本当にダサいしただのカマチョだった気がする。むしろカマってもらえなかった。
この頃すでに「人と違うことしてる俺カッケェ」的なパンク思想が僅かながらあったのも面白い。理由はダサいけど。
HNIB(国内メタルコア)が王道メタルだよね!とドヤ顔で話した私は当時17歳。24歳になろうとしている今それを発言していればメタリカファミリーやサバスファン、その他諸々方面からハーコーされるに違いない。
それはさておき、微塵もメタルを語る資格無し。
というか
俺が好きなのはメタルではなくメタルコアだった。
(これに関しては怖いおじ様がマウント取ってきて怖いのとややこしいので割愛)
「俺ダサくね?」と感じたこの出来事をキッカケに、現在では持ち前の「何でも吸収したがる病」にあやかって寛容になり、色んな音楽聞くようになってたし否定もしなくなってました。
最近も聞く音楽の主軸はメタルコアと変わらずですが、最近では自分のインスタを見てる人はご存知かもしれませんがoasisとblurのドラムパートをシコシコと練習する日々。楽しくやってます。
とくに結論ぽいことはないけど、そんな背筋が凍るほどの出来事があったからこそ、今でこそ隔てなく何事にも挑戦しています。
当時からしたら比べ物にならないくらい見境なく何でも興味がある。聞く音楽は勿論だけど服、アクティビティ、その他趣味においても。
この自称「何でも吸収したがる病」について次は書きたいな。続編はこれにしよう。
これを書いてるうちに思い出したんだけど、最近お店で出会って初対面で「メイヘムこそ至高」ってマウントとってきて怖かった現在23歳(多分)の彼は元気だろうか。
今後の君の人生、俺とは相対的な感じでそれも面白そうだ。また会いたいなあ。
今回は過去の思い出話だったのでツラツラと。
まとまりもないし文章能力も皆無で見にくさがあったと思いますが、最後までご覧いただきありがとうございました!!
初投稿、タカシでした。
Triumph over tragedy