技術士試験(化学部門‐化学プロセス)⑱_計算などなど
技術士二次試験の化学部門-化学プロセスについて、選択科目IIで出てきそうなキーワードについて振り返ってみます。
以下に、計算などなどについて羅列しますので、ぱっと内容を思い出せるか、お試しください。
相対揮発度/比揮発度
xy線図
アントワンの式/クラジウス・クラペイロンの式
状態方程式
比熱容量
総括伝熱係数
LMTD
ウェーバー数
レイノルズ数
ファニングの式
NPSH
フルード数
終末沈降速度
アレニウスの式
標準反応エンタルピー/ファントホッフの式
不可逆1次反応/2次反応/…
PFR/CSTR
意外と17個しか、小職の頭からは出てきませんでした。こんなもんだったっけか?
特に、選択科目II-1や2で、毎年のように(簡易)計算問題は出題されます。反応熱や量論/マテバラを問うだけのシンプルなものから、法則や定理を絡めた問いまで、幅広に出題されています。
上記キーワードから想像できると思いますが、ポンプヘッドや熱交伝面、蒸留、反応速度などを計算する問題も多いです。
ここで、小生が思う注意点が二つあります。
実務経験と照らし合わせて未経験であったり不慣れな内容があれば、無理に新しいことを覚えたり習得する必要はないかと。なにせ、選択問題なので。
普段、エクセルや関数電卓を多用している小職は、この、不慣れな、四則演算のみの電卓の使用で、度々凡ミスをかましました。ミスが発生しちゃうんですね、技術士二次試験はある意味で特殊環境なので。ご注意ください。
因みに、小職は、攪拌プロセスの実務経験がなく、その手の設問対策は全くしませんでした。NpやPvといったキーワードも過去問には登場していますが、無視しました。
次回は、装置などなどについてお伝えします。