始動⚡知的財産管理技能検定(1級)
無事2級に合格見込みとなり、さぁ、いよいよ次は本丸の1級に挑戦です!
浮かれて足元をすくわれないように、、、と言っても決して簡単に取れる資格ではなさそうですが、、、慎重に、着実に、愚直に、実直に、、、事を進めていきたいと思います!
■ 改めて作戦会議
試験勉強を始めるにあたって改めて調べてみましたが、ポイントは3つあるようです。
★独学が基本、っぽい
★教材集めがポイント、らしい
★2017年以降難化している、らしい
まず、難関資格故に対策講座やらなにやらないかと調べてみましたが、2023年3月の現時点で、これを受ければ合格!みたいな予備校等での講座は無い模様。(2級や3級の講座はあるのに。。。勿論弁理士講座は山程ある。。。)やっぱり受験者も少ないから、しょうがないのかしら。
唯一あったのは、アップロード社の動画配信講座(15時間程度)。
2022年の実績は、53,350円 w tax、8月末からの開催で、ここを起点にすると、とても11月開催の試験に間に合うとは思えない。。。
弁理士試験の対策講座のようなしっかりした物ではなさそうだが、アップロード社は検定指定機関の関連会社なので、何か通じている?が故に、有益な情報が得られたりしないか?と、なにやら匂う対策講座。
。。。
やっぱり、現状、独学が基本のようです。
故に、教材集めが合格のカギになる模様。
Makkoさんによると、2017年(平成29年)以降、試験が難化しているらしい。そして、Makkoさんも、教材は分野毎に調達して学習されている。
■ 教法を一冊買ってみた
で、とりあえず前報で触れた以下のテキスト(古いけど)をフリマサイトでお安く買ってみました。
知的財産管理技能検定1級(特許専門業務)学習の手引き【2010年】、(著)知的財産教育委員会
このテキストに書かれている内容のポイントは3つ。
★Linking of 知財人材スキル標準(特許庁)to 知財管理技能検定(1級)
★分野(領域)毎の教材で勉強せよ!
☞教材の紹介アリ
★練習問題と解答解説、2009年の過去問と解答が付属(共に学科&実技)
ちょっとこの本買ったことを後悔しましたが(立ち読みしたら多分買わない)、確かに”学習の手引き”だから、これ一冊を勉強すれば合格するようなものではない。。。あくまで、手引き、です。
古い手引き故に、内容も古い。教材として紹介されているテキストも古く、改定されているものが少ない。付属の練習問題、過去問はやってみる価値アリとは思うが、如何せん、古いなぁ。。。特許法って割と改正が多そうなイメージもあるし、知財戦略って世の中とともに変わっていくものだし。。。
で、知財人材スキル標準(特許庁)もVersion2.0に更新されています。
んっ?更新が2017年(平成29年)?
これ、上述の試験が難化したタイミングと一致してる。たまたまか?
あ、あと、このテキストでもう2つ参考になった教えがありまして、、、
2級は”課題を発見する能力”(故に、検定の設問も間違い探しレベル)、1級は”課題を発見し解決を主導する能力”(故に、検定で口頭試験もある)が求められる。
弁理士は”特許庁に対する手続きを円滑にするための代理人”(故に、国内法の知識が問われる)、知的財産管理技能士(1級)は企業での実務者(故に実務責任者、課長レベルの知見が問われる、海外法も対象)である。
ということで、受験目的のすり合わせには有意な手引きではありました。
■ 勉強方針(仮)決定!
とりあえず、11月の学科試験に向けて、
★200~400時間の勉強時間を想定し、
★手に入りやすい教材をなるべく安く調達して、
★時々、迷子になっていないか、過去問を解いて現状確認
しながら、進めていきます。もし、迷子になったら、上述の対策講座(アップロード社)を受講してみるかも。
ということで、なんにせよ教材集めがカギなので、前報内容を含めて、一回ネタを整理してみました。
うげぇ、いっぱいある。。。
勉強方針は(仮)ですが、走りながら考えます。試験勉強のPDCAですね。今回は秋口(9月頭)までに手ごたえを感じてたら、受検申込しようと思います。
つづく
★ おまけ
試験勉強とは違うのですが、noteで以下の記事をみつけて、紹介されている本を読んでみました。
凄くイイっ!
そうそう、この感じ、実務感満載。ポイントアウトする処が検定とまるで違う。2級受検で勉強したことよりも大事な事が多く書かれていたように感じました(当方主観)。。。
sakura818uuuさん、記事にしてくれたことに深謝です!
(小生の様に)実務経験の乏しい方は、知的財産管理技能検定2級(or 3級)の受検勉強を始める前に読むことをおススメします。少し古い本なので、法改正等に対応していない点は注意を要します。
知財に関して、こういった類の本を他に読んだことがないので、ベストな本だかどうかはわかりませんが、技術開発経験者として小職が読んだ範囲では違和感ありませんでした。本を読むのが遅い小生でも1日で読み切れました。内容の感想としては、
契約某の部分はちょっとチープに感じました。
紛争某のところは、(当方)実務経験がなく、とても勉強になりました。
各産業財産権の差異に触れながら、その意味合いを丁寧に説明してくれていて、各法理解の助けになりました。
以上