2024/06/13 IKEAのオランウータンに服を作る
姪からの頼まれものでぬいぐるみの服を作ってます。
ちゃんと対価を払う意思のある社会人からの依頼なので、こっちもちゃんとしたものを納めるために試行錯誤してます。
ハンドメイドする人にとっては頭の痛い問題だけど、お金をいただいてちゃんと作る事は本当に大事なことです。
服を着せたいのはこのIKEAのオランウータン。
体がごろっとしてて、細長い手足の先に面ファスナーがついているのでそれを使ってぶら下げたりできるみたいです。
犬の服はたくさん作ってきたけど、ぬいぐるみの服はほぼやった事がないのでどうしようかと思っていたらこちらのサイト見つけました。
無料で型紙を公開されてまして、ありがたく使わせていただくことに。
持っていなくてサイズ感がわからなかったのですが、なんとなくでダッフィーSサイズ用のTシャツを試作。
着せてみたらなんかピチピチだったので、もう少し身幅を広げて作り直す予定です。(ズボンもダッフィーの型紙)
ダッフィーの半袖は、サルさんにはフレンチスリーブだったので長袖にしたらいい感じの半袖になるかもしれません。
柔らかいぬいぐるみの服は、小さいかなと思うピッタリサイズでもなんとか着せられるので、犬の服を作るより気を遣うポイントが少ないですね。
(わんこだと、着る時に窮屈だと服を嫌いになってしまったりするだろうからサイズ感には気を遣う)
作ったこれは男の子っぽいセットになりましたが、スカートやワンピースも欲しいらしいのでしばらく退屈しなさそうです。
試作→微調整→再度試作…の工程の繰り返しが長い。
好きでやってるんですけど。
オーダーで作るなら、体に合ったものじゃないと段々使わなくなっちゃうと思っているので、だったら最初大変でもいい感じのものを作りたいなぁと思ってる。
作りたいものが多くの人になんとなく合うものじゃなくて、使う人に合うものなのでいつも試作品が何個もできます。
でもそれでいいし、それが好きなのでしょうがないな。
姪には製作過程を都度報告してて、彼女からもテンションの高いレスがつくのでわたしのやる気も出る。
「何でも大丈夫です~」って気を遣って本心を隠してる系のレスよりも、「めっちゃいいね! でももっと○○できる?」みたいな熱量のあって一歩踏み込んでくる要望がいい。改善したい欲をかき立てられる。
オーダー依頼してくる人には遠慮して欲しくない。
身の内の欲を晒してもらって、こっちはそこにちょっとでも近づけたいと努力していく依頼が無茶苦茶好きだ。
スマートにはできないけど、そういう人です。