「ホットサンドと公園と挫折」2023/04/19
この日のオルタナティブスクールすだちは5名
小4×1名 Hさん
小5×2名 Rさん Kさん
中1×2名 Yさん Mくん
この日は体験で小学１年生の男の子とママが来校。
元気ハツラツな子で、女の子ばかりの環境でしたが、
まずは一緒にすごろくなどで遊びました。
昼前に全員が集合し買い出しへ。
Rさんがホットサンドメーカーを持ってきてくれたので
メニューはホットサンドに。
予算と、何を買うかの相談を。
みんなの意見から合意形成を図るのは大人でも至難のワザですわ。
スクールに戻り調理へ。
いい感じに出来上がりました。
完成したものはこちら。
それぞれ挟むものは違ったけれど、美味しく食べれました。
私は変わり種として、これまたRさんが持ってくてくれたキットカットを挟んで、スイーツ系のホットサンドを作ってみたけど、結構美味しかった。
その後、公園に行って１時間ほど遊んだのだけど、
写真は撮り忘れ。
これには理由があって、
Rさんが持ってきてくれたホットサンドメーカーの留め具のところを
メンバーのひとりが壊してしまい
その修復に向けて、接着剤を買いに行ったり、修正したりと
奔走していたわけで。
破損させてしまったメンバーからは、
ごめんなさいの言葉はあったのだけど、
個人的にはそのあとの方が大事な気がしている。
壊してしまったのは仕方がない。
だけど、壊してしまったのだから、誠意ある対応をしなければいけないと思っていて、その旨を伝えたのだけど、その子はナニも動かなかった。
もう終わったことのように、いつも通り振る舞っていた。
それが悪いとは言わないけれど
私はそのようにはしたくないと思っていて、
それを伝えたのだけど、あまり伝わらなかったみたいで、
それが個人的にはかなり悔しかった。
これだけではなくて、
同じメンバーについてなのだが、
体験に来ていた子は、ボードゲームの片付けをちゃんとしていたのに、
その子は片付けもナニもしなかった。
「すだちの先輩としてちゃんと片付けくらいはしてほしいな」
そのことも伝えたのだが、嫌だと言ってやらなかった。
やらないどころか、
「片付けをちゃんとしないなら、道具を使うのをやめて欲しい」
というと「そうするわー」「もう遊ばなくていいわー」と言っていた。
その子はすだちに来て１年が経っているのだが、
片付けすらできるようになっていなかった。
その事実にとても腹が立った。
腹が立ったのは、その子にではなく、
その子が１年すだちで過ごしても片付けすらできるようになるような
関わりができていなかった自分にだ。
最初は、その子に腹が立ったと思っていた。
だけど、少しその感情に違和感を覚え、自分なりにその感情の出どころはなんなのか、２日ほどずっと考えていてたどり着いたのは、
自分の指導力のなさと、不甲斐なさ、
こどもたちと心を通わすことができているという過信
全く信頼関係など築くことができていなかったという事実を目の当たりにし
自分にとても腹が立っていたのだ。
これは試されごとかなと思っている。
一人でやっている以上、こどもたちの成長には、
私の成長が不可欠だからだ。
ドカンと頭を鈍器で殴られたような衝撃を覚えた日。
ここから始めよう。ここから成長しよう。
そう思った1日でした。
よっぴーがんばるからね。
次回は4月26日(水)9:00~15:00
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