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食べられなかったものが食べられるようになると嬉しい

我が家には、4人の子供がいますが、
子供によって、味覚や嗜好もいろいろ。

長男は、高校生だけど、生魚が食べられない。

第一子がそんなもんだったから、
次男が幼稚園の時にマグロを美味しそうに食べるのを見て
度肝を抜かれた。
そんな次男も、基本的に魚は好まない。

肉好き兄弟の食卓で過ごしてきたから気がつかなかったけど、
次に生まれてきた三男は、
根っからの魚好きであることが、
外食をしていて発覚。

旅先のホテルのビュッフェで、
氷の上にボイルされた甲殻類や貝類が並べられていて、
こちらが気分が悪くなるくらい、
エビ、ムール貝、カニ、ホタテ…無限ループ…
まだ小学校低学年のチビッ子が、
白ワインのアテ的なものをたらふく食べていた。
そして、今では、生牡蠣を美味しそうに食べる小学生…

肉派ばかりの家族のなか、
焼き魚の日は、唯一、三男が小躍りしている。
そして、魚好きは、食べるのも上手!
あとに残った頭と骨が美しい…

彼はもちろんのこと、
肉派の兄たちでも喜ぶ、唯一の魚料理が、
鮭のホイル焼き。

ホイルに、鮭、スライスオニオン、マヨネーズを乗せて包み焼きにしたもの。
レモンを絞っていただく。

いかにも子供が好みそうな味!

そんな、癖のない魚料理すら食べられなかったのが、
第4子の末娘。

魚が苦手とはいえ、シラスなんかは食べるし、
白身魚も食べる。
でも、どうやら「鮭」が苦手なよう。
こんなパターンは初めて。

テーブルでとなりに座る三男が、
朝食のときによく焼き鮭を食べていて、
美味しそうな鮭の香りに、「くっさ」と言う始末

ところが!
なんと!
そんな彼女が、
「しゃけ、たべたい」と、
朝食のときに言ってきた!!

すごいなぁ…
味覚って、変わるんだなぁ…
そんな成長を見せてくれた、
ピカピカの小学一年生。

 我が家の子供たちは、
好き嫌いがほとんどないのだけれども、
子供たちの食べるものが、幅広くなるのは、
とても嬉しい。

ちなみに、今、高校生長男は、
無理してお刺身に挑戦している。
そんなにわざわざ無理して食べなくてもいいよ~
って、言ったのだけれど。

修学旅行で行く予定の北海道で、
美味しい(と、誰もが口を揃えて言う)海鮮丼を、
自分も美味しいと実感して食べたいんだって!


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