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Happy Women's Map 千葉県松戸市 日本女性2人目の宇宙飛行士 山崎 直子 女史 /The Second Japanese Woman Astronaut, Ms. Naoko Yamazaki  

-JAXA

「正解はひとつではない 」
"The answer is not singular."

山崎(旧姓 角野) 直子
Ms. Naoko Yamazaki / Sumino
1970 -
千葉県松戸市 生誕
Born in Matsudo-city, Tiba-ken

日本女性2人目の宇宙飛行士。宇宙飛行士の訓練ならびに子育てのマルチタスクをこなしながら、世界各国と連携して宇宙ステーションでの様々なミッションを成功させました。
The Second Japanese Woman in Space. Juggling astronaut training and parenting, she successfully collaborated with nations worldwide, accomplishing various missions on the International Space Station.

「私が宇宙船を造る!」
直子は自衛官の父と専業主婦の母と兄と一緒に、幼いころから星の観察会またプラネタリウムに出かけたり、宇宙戦艦ヤマト・銀河鉄道999・スターウォーズなどSFアニメや映画を見て宇宙にあこがれます。女性高校教師で宇宙飛行士のクリスタ・マコーリフさんの宇宙授業を楽しみにしていた直子は、1986年スペースシャトル・チャレンジャー号が打ち上げから1分で空中爆発する報道を見て、「私が宇宙船を造る!」と決意。

「私が宇宙飛行士になる!」
直子はお茶の水女子大学附属高校に進学、次に東京大学工学部で女子3人のみの航空学科を専攻。自然科学系の実験をこなしながら機械操作の技量を磨きます。卒業研究では、円形に並べた客室を回転させ人工重力を楽しむ宇宙ホテルを設計。さらに航空宇宙工学修士課程に進んで宇宙ロボットの自己学習機能ソフトを研究します。湾岸戦争を理由に猛反対する両親を1年かけて説得、1年間を宇宙ロボットの研究が盛んなアメリカのメリーランド州立大学にも留学します。直子は留学先で70代で現役ヘリコプターパイロットの女性に出会い、「私も宇宙飛行士になる!」決意します。

「宇宙飛行士ママと呼ばないで」
大学院卒業後、当時のNASDA(宇宙開発事業団)、現在のJAXA(宇宙航空研究開発機構)に就職。エンジニアとして、米国やロシア・カナダ・欧州諸国の様々な分野の技術を一つのシステムにまとめ上げます。3年目に「宇宙飛行士候補者」に応募。つくば宇宙センター内専用施設で1週間外部から遮断され、ライバル8人で共同生活しながら試験官が繰り出す課題に取り組みます。2回目で合格すると、訓練期間中に妊娠・出産を経てマルチタスクをこなしながら、11年目にようやくスペースシャトルのディスカバリー号に乗り込みます。

「日本から宇宙へ扉を開く!」
秒読み終了後、すさまじい轟音とともに8分30秒で地上から高度400kmの宇宙に到達。体がふわっと浮き上がって、塵や埃までもが宙に浮き美しく光に照らされます。直子は、地上管制官のサポートのもと、イタリア製・多目的補給モジュール『レオナルド』を、カナダ製・ロボットアームを使って、国際宇宙ステーション内アメリカの実験棟『デスティニー』に接続する作業を成功させます。地球帰還後は、宇宙での滞在経験を踏まえて、宇宙旅行の実現はじめ、常識を疑い発想の幅を広げながら多様な分野で多様な人々と宇宙への道を開拓し続けています。

-『何とかなるさ! 』(サンマーク出版、2010年)
-『なおこ、宇宙飛行士になる』(角川書店、2010年)
『夢をつなぐ 山崎直子の四〇八八日』(角川書店、2010年)
-スペースポートジャパン
-JAXA

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