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改善のフレームワーク
ドッグトレーナー(インストラクター)は、イヌたちやその飼い主様と日々向き合っています。
その子たちがより暮らしやすくなるようにQOLを高めることで、飼い主様や周囲の方のQOLも高まります。そのためにはプロとして、知識と技術の向上は欠かせません。
自分に満足したら「その瞬間から古くなっちゃう」のです。
飼い主様たちにいいものを提供できず、良かれと思ってやっていることがイヌたちに負担をかけていることに気がつかず。
そして誰にも注意もされず、知らないうちに気がつけば時代に取り残されたいた。
なんてことになりかねない。
だからこそ自分が今日やったことへ
「それは正しかったのかな?」
「もっといいアプローチはなかったのか?」
そう自問自答してくことで、次へつながると考えています。
今回は、そのためのヒントとなる記事を書いていきます。
ご参考にしていただければ幸いです。
改善のフレーム「KPT」
「ケプト」や「ケーピーティー」と読みます。
KPTは「Keep」「Problem」「Try」
の頭文字をとったもので、振り返りに必要な3つの観点です。
【K】Keep:よかったこと、続けるべきこと
【P】Problem:問題、課題
【T】Try:解決策、今後取り組むこと
非常にシンプルな考え方ですが、汎用性も高く、振り返る業務の内容や人数に関わらず活用できます。
それでは、この「KPT」を実際のトレーニング・ケースをみながら、一緒に考えていきましょう。
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