京本大我の純粋さがSixTONESに与える影響|「かわいさ」と「ストイックさ」奇跡の両立
5人目は、京本大我。
「高音シンガー」「ミュージカル俳優」などのパブリックイメージを引っさげ、彼の遺伝子レベルでのプロフェッショナルさと実力はデビューから3年を経て、世間に知れ渡り始めている。
己を磨き続けるそのプロ意識は同じSixTONESにも影響を与えているに違いない。
その「プロ意識」の源泉は何だろう…と、彼のことをもっとよく知ろうとしてみると、先述したパブリックイメージとは相反するような「可愛らしさ」に触れることになった。
「ストイックなプロ意識」と「可愛らしさ」
一見、両立しない2つのキーワードを自然に表現している京本大我が、不思議でたまらない。
メンバーさえも虜にするかわいさ
京本がより自然体な姿なのは、やはりSixTONESのYoutubeコンテンツ。
SixTONESの公式チャンネル内で再生回数の多いエンターテイメントコンテンツを順番に見ていくと、そこにはこれまでのイメージとは真逆の京本がいた。
例えば、SixTONESのデビューシングル「Imitation Rain」の特典映像の未公開集として公開されたコンテンツ。
■SixTONES -Imitation Rain (特典映像) [未公開] 京本の投球:4:00~
順番が来る前のワクワクした表情、
投球後のテンションの上がり方、
ストライク後の喜び方、、、
どこをどう切り取っても可愛さしかない。
案の定、同じメンバーの田中からも一連の流れが終わったあとに、
「わかったでしょ、これで。きょもがどれだけ過保護に愛されてるか」と念押しされている。
これが京本のまた不思議なところで多くの場合「可愛い」という反応は画面の向こうのファンだけに起こるが、京本の場合、もう10年以上一緒にいるメンバーにさえ作用している。
つまり彼は「可愛いキャラ・可愛いポジション」なのではなく、「純粋にかわいい人」なのだ。
彼のパフォーマンスから感じ取る「雲の上の存在」というイメージは、自然体な京本に触れた瞬間にアップデートされ、「かわいい人」というイメージが追加された。
作品づくりに対する圧倒的な当事者意識
「楽曲づくり」や「ミュージカル」に関するプロフェッショナルさもちろんだが、特に驚いたのは自身の出演作への愛着。ひいては、作品づくりへの当事者意識。
例えば、昨年放送された束の間の一花の放送の際には、自身が更新するジャニーズWebで、毎話必ず撮影時の裏話をし、作品の見どころを語った。
その見どころを語るときには、自分自身のこだわりだけでなく、作品としてのこだわりにも多く触れている。例えば演出手法やサウンドトラックなど。
彼自身が「束の間の一花」という作品に関して、映像美や演出、音楽などあらゆる角度から作品を楽しんでいる様子だった。
ここに彼の芸能のキャリアを感じずにはいられない。
例えば、バラエティ番組にゲストとして呼ばれるようになるには、決して自分のトークを磨けば良いだけという単純な話ではない。
全体を俯瞰して、MCが作る流れを読み、他のゲストの呼吸を読み、できるだけカメラが捉えやすい位置でリアクションを取り、ここという場面を逃さず自分のトークを展開する。などなど。
自分が磨いてきた腕を単純に使うだけでなく、チームで完成に導いていける人間が、また呼ばれる人だ。
京本大我は「ドラマ出演」において、束の間の一花が初主演でありながら、既にその視点を持っていた。
この当事者意識は必ず質の高い作品を引き寄せる。
■束の間の一花
彼のピュアさが人を惹きつける
気持ちを純粋に表現する「かわいさ」
そして、仕事に真剣にに向き合う「ストイックなプロ意識」
多くの人を惹きつける彼には、擦れてないピュアさがあった。
その純粋さが、彼のプロ意識の根源だった。
芸能界という競争社会で揉まれてもなお、このピュアさを失わないのは強みになる。さらに日々社会でもまれるファンにとっても、そのピュアさは癒しとなる。
SixTONESがいつまでも少年性を失わないでいられているのは、彼のピュアさも影響しているだろう。
ファンも、メンバーも、彼の純粋さに触れて、心を元の位置に戻しているのかもしれない。
京本大我がSixTONESを選んだ理由
同じメンバーの髙地は、京本がデビュー前にSixTONESを辞めようとしていたときのことをインタビューで語っている。
まさに、実力で言えば独り立ちしてジャニーズ内の新たな道を開拓するという選択肢も十分にあり得た。
しかし、最終的に京本はSixTONESを選んだ。
個人技でも十分に活躍できる京本が、団体・SixTONESを選んだ。
多くは語らないし、不思議な彼だから、正直その理由は掴めていない。
それでもわかることは、彼がSixTONESを選んだということは、彼にはSixTONESの明るい未来が見えていたということ。
そしてメンバーがリスペクトする京本のその選択は、SixTONESを勇気づけている。
SixTONESに賭けた京本の活躍、見逃すわけにはいかない。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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アルバム発売を記念して、SixTONES特集を開催!
下記スケジュールで投稿予定です。※大遅延ごめんなさい~~~
※タイトルは仮題です
※投稿スケジュールはあくまで予定です
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海瑠‐uru‐ | フリーランスライター・インタビュアー
日本のドラマ・映画を中心としたエンタメ記事を執筆。
ヒトやモノのこだわりを見つけ出す・聞き出す記事を書いています。