第14~16ステージ
1ステージ、1ノート書くつもりだった、このマガジン。
三連休のレジャーに負けてしまい、3ステージまとめます。
ちゃんとこの3ステージは観戦したのだけど、ピレネーとアルプスの間の、スプリンター向きのコースで、大きな展開は見られず。
総合順位も、フルームがきちんとマイヨジョーヌを守り続けている。うーん、固いな。
それでも、それなりに楽しめるのが、ツール・ド・フランス。
ツールでは、逃げ集団、メイン集団、が形成されて、レースが進んでいく。
逃げ集団は、少人数で、メイン集団から先を走っていく。ゴールが近くなってくると、メイン集団が差を縮めてくるため、大概はゴール前で吸収されてしまう。
でも、稀に、逃げが成功し、そのままゴール、ステージ優勝を勝ち取るパターンもある。
第16ステージでも、そのパターンだった。
逃げ集団は、通常より人数が多く、その中にはポイント賞トップのサガンもいた。集団内の他の選手たちは、当然サガンを意識しており、なんとか出し抜こうとしていた。サガンも、もちろん負けるわけにいかない。差をつけられないように、アタックにもすぐ対応していた。
そんな中、ランプレメリダの選手が、絶妙な地点でアタックに成功。サガンに差をつけて、単独トップに躍り出た。このコース、ゴール前に急な下り坂があり、サガンはそこで巧みな技術で自転車を操り、必死で追いかけた。しかし、トップの選手はサガンに30秒の差をつけて、そのままゴール。
サガン、またも悲願のステージ優勝ならず。
なんと、今回のツールで、5回目の2位だという。
今日は本気で勝ちたかったはずだ。残念すぎる。
ただ、ポイント賞の1位の座は、2位に大量の差をつけて守っており、パリの最終ステージまで恐らく抜かれることはないだろう。
明日は2回目の休息日。そして、いよいよアルプス山脈だ。
アルプスの山岳ステージは、壮大な風景も見所。
天気も落ち着いてきたので、安心して楽しめそうだ。