4つ庭があるコンクリート平屋
建築家の自邸、はこの番組でよくあるパターンだが、大体攻めすぎているので、一般人には参考にならないことが多い。個人の建築事務所にとって、一番のモデルハウスなのだから、センスを売り込む上では仕方ないのかもしれないが。
今回の家の住人は、45歳の建築家とその妻、男の子が一人という家族。まず、建築家の彼の服装からツッコミたい。
シャツの袖が長すぎるし、このシャツならパンツにインした方がバランスいいのでは?一対一のバランスじゃダサく見えるよー。
いい年の大人がサイズ感の合わない服を着てるのは、みっともない気がしてしまう。きちんと自分を知ってこそのファッションだから。
こんなオープニングだから、おうちのセンスにも期待せずに観始めたのだけど。
意外にも、リビングがこんなにオシャレ。しかも、有名なデザイン家具をふんだんに配置。それでいて、嫌味すぎない絶妙バランス。
渡辺さんは、素敵な椅子を見つけると必ず座る。しかも、ほとんど見ただけで、デザイナーの名前が分かる。
今回も、「ケアホルムですねー。」と。さすがである。
ちなみにこういう家具が好きな夫も知っていた。誰じゃい!ケアホルム!!
間取りに関しても、機能性とスタイリッシュさを兼ね備えていて、楽しく便利に暮らせそうだった。
建築家の自邸は攻めすぎて、暮らしにくい、という思い込みを鮮やかに覆してくれた。
ただただ、服のサイズ感だけが残念。