共感

ドSの同僚Mくんとは、いろんな面で共感できることが多い。

入社以来別々の支店だったけど、2008年の今ごろの季節に社内研修で知り合った。初めて話した時、すごく面白いな、もっとたくさん話してみたいってすぐ思った。
後で本人にその話をすると、彼もそう思ってくれていたようで、親しくなれる人っていうのは最初から分かるものなんだなと思う。

そんな印象的な出会い以降、会社の機構改正とかリーマンショックの影響とかいろいろあって、プライベートで一緒に飲みに行くようになり、仕事の相談にも乗ってもらったり、かなりマジメな話もできるようになっていた。

最初に共感したのは、頭の回転の速さとか会話のセンスとか、「笑い」だった。このくらいの発言に、この返しは欲しいと思ったら、必ずそれを上回る返しがある、とか。だから、話してて全然飽きない。

次は、「仕事に対する姿勢」だった。要領よくさらっとこなしてるように見せて、裏では自分の努力は当然で、周囲への気配り根回しをきっちりやってる、そんな彼の姿勢には私は到底追い付くことはできないけど、理想とする姿だ。

もちろん、男女だし、全然違うところもある。でも、肝の部分は似ているから、これだけ共感するのだと思う。
最近では、自分が面白いと感じたモノは、Mくんならどう思うのかな、と知りたくなる。共感してもらえるのか、確認したい、というか。結果、違う感じ方をしていたとしても、それはそれで興味深いのだ。

ついこの間も、ロンブー淳+猪子寿之のSwitchインタビューに関しても意見が聞きたくて、ダビングしてまで観てもらった。彼ならこれは面白いと感じてくれるハズと、わりと自信があったけど、案の定面白がってくれて、感想を話し合うのも楽しかった。

こんな風に共感度の高い人と会えたのは、貴重なことだから、会社とか関係なくなっても、友達でいたいと思う。
ていうか、お互いのこと知りすぎてて、もう敵には絶対できない。それほど信用してるって証だけど。Mくん、諸々、墓まで持っていこうね。

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