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愛しいあの子に会いたい

愛しいあの子と言ってもワンコた。
入院して8日目、妻でもなく子供でもなくワンコに会いたいのだ。

こんな事を言ったら妻や子供に怒られそうだが、口のきかないあの子がカワイイのだ。

ファシリティドッグと言う医療現場で活躍しているワンちゃんがいる。

セラピードッグと何が違うかというと、セラピードッグはさまざまな施設に訪問するが、ファシリティドッグは訪問先は固定しており、毎日同じ病院に出勤していくという。
また、ファシリティドッグを引率する人は、看護師や臨床心理士といった医療従事者だそうだ。日本には2頭だけが活躍しているという。

日々医療は先進的に進歩しているのであろうが患者からしてみれば痛みや副作用に耐え、食事や行動も制限されて監獄のようだ。

動物がいることは精神的な癒しの意味で、数値には表せない効果がある事は確かな事だろう。

将来は患者さんのデータを全て把握している犬型ロボットが、病院の廊下を散歩しているかもしれない。




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