2014年 日本縦断キャンプツーリング 35日目
2014年5月27日(石川~富山)
出発
昨日とは打って変わって天気は晴天。袖ヶ浜キャンプ場を出発して、輪島の朝市へ向かいます。時間が早すぎて開店準備中の露天ばかり。雰囲気だけ味わって来ました。
輪島から山越えで南下して、乙ヶ崎2号林道を走ってから、のと里山海道を走ります。別所岳SAにとても立派なスカイデッキがあるので、能登島を眺めながら朝食を済ませました。
能登島、観音島
のと里山海道を横田ICで下りて、ツインブリッジ能登を使い能登島へ。ツインブリッジ能登は、両手に花ならぬ、両手に海の景色が見れる橋。車がまったくいなかったので、20kmぐらいの速度で景色を眺めながら走っていました。
能登島へ上陸してからは、海岸線をぐるっと時計回りで走ることに。西側は走りやすい二車線の海岸線で爽快ツーリング。東側へいくと車線が狭くなり、秘境に来た感じがして旅を盛り上げてくれます。能登島のラストを飾るのが能登島大橋。両手に海の絶景を眺めながら七尾市に入りました。
七尾南湾の海岸線で観音崎へ。県道246号は交通量が少なく快走できるのですが、崎山川から一車線の道を走り、さらに進むと民家を抜ける細い道に。突き当たりまで進むと、コンクリートの道で観音島まで歩いて渡ることができます。ここもまさに両手に海。
その後、富山湾沿いを走り、途中にある大境洞窟住居跡に寄ってみました。洞窟で生活するという暮らしに何故か心が惹かれましたが、実際に見てみるとなんだか怖い。テント生活の方が自分には合っているような…。毎日キャンプというのも1ヶ月を超えると日常生活になってしまい、特に何かを感じることもなく、当たり前のようになってきました。キャンプへ対する不安やワクワク感も、最初の頃に比べると減ってしまっている気がします。
高岡二上山キャンプ場
氷見市の物産館で買い出しを済ませ、雨晴海岸のキャンプ場へ行ってみましたが、バイクの乗り入れは無理だったので高岡二上山キャンプ場へ向かうことにしました。
キャンプ場へ向かう道にはクマ注意の看板が…。そして、キャンプ場に着いてもクマ注意の看板が…。受付の連絡先があったので電話連絡をして受付をすませ、クマについて聞いてみましたが、目撃情報があっただけで襲って来たことはないとのことです。少しほっとしました。
その電話が終わる頃にライダーがやってきた。京都から来ていて東北を旅するらしい。気さくな方で旅話をしながらテントを張っていると、またライダーが現れた。千葉から来たライダーであまり予定もたてずに富山まで来たらしい。私もほとんど予定をたてずに北海道へ行こうとしていると伝えると笑っていた。こちらも気さくな方でした。
日が沈むと夜景が見えはじめ、夜になると星がきれいなキャンプ場でした。
あとがき
高岡二上山キャンプ場は令和3年3月31日に閉鎖されてしまったようです。残念。
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