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2014年 日本縦断キャンプツーリング 43日目
2014年6月4日(青森)
出発
月見野森林公園を出発して青函フェリーのターミナルへ向かいます。すぐ乗れるようなら北海道へ、乗れなかったら津軽半島へ行くつもりで出発しました。フェリー乗り場についたら、8時10分のフェリーにぎりぎりで…間に合わなかった。ということで、今日の出港は諦めて津軽半島へ行くことにしました。
アップルロード
青森市から弘前市に行き、アップルロードで岩木山の麓を走って五所川原へ。そこからメロンロードへ入り津軽半島をまわります。
アップルロードを爽快に走っていると、りんご畑が見え始める。鹿児島のスーパーでも見かける津軽リンゴ。こんな遠くから運ばれてスーパーに並んでいると思うと、もっと味わって食べなければ…と思いました。
県道30号へ入り、岩木山の東側を走っていくと、りんご畑と岩木山を眺めながらの快走路に。そんな景色を見て走っていると、なぜか桜島を思い出して懐かしくなった。県道3号に合流してからは、鯵ヶ沢の方へ走り、五所川原へ向かいます。
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メロンロード
五所川原からメロンロードへ入り、颯爽と走っていきます。ベンセ湿原に立ち寄り、展望台から岩木山と湿地帯を眺め、またしばらく直線を走って、栗山展望台からは十三湖を眺めていました。栗山展望台からは湖畔沿いの道を走っていき、龍泊ライン(国道339号)で竜飛崎へ向かいました。
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龍泊ライン
龍泊ラインの海岸沿いは爽快なシーサイドコース。坂本台のあたりで、龍のごとく駆け上る道が現れる。荷物を積んだオフロードバイクにはきつい上り坂ですが、一つ一つのコーナーを攻略しながら走っている感じがして、なぜか楽しく走り抜けていました。峠にある眺瞰台からの眺めがすばらしく。うねるような龍泊ラインを一望でき、遠くに北海道も見える。峠をすぎたら尾根沿いの快走路を走ります。津軽海峡越しに北海道を眺めて走っていると「早くおいでよ」と呼ばれているような気がしてしまう。
竜飛崎灯台についた時は16時。キャンプ場のことをまったく考えずに出発してきたので、特にあても無い。出戻りという形で月見野森林公園に向かうことにしました。
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観瀾山公園キャンプ場
竜飛崎から東側の海岸線は交通量が多く、集落を通るときには一車線の道もあり、目の前には10〜30km程度で走行している観光バスが複数台いる。なかなか追い越せず、仕方なくバスの後ろをついていっていると、疲労が襲ってきた。外ヶ浜まで走ったところで限界を迎え、観瀾山公園キャンプ場に宿泊することにしました。
期間外だったので、野営する形になるのですが、散歩に来ていた地元の方に聞いてみると、期間外は無料だから好きにしていいとのこと。屋根の下の風があたらないところにテントを張った方がいいと教えてもらいました。この辺りは風が強い地域らしく、かなり冷え込むとのことです。
キャンプ場へ行ってみると徒歩の旅人がいた。街道を歩く旅をしていて、松前街道を歩いてきたらしい。テントを張って寝ようとしていたら、歌声が聞こえてきた。少し疲れていたので、子守唄代わりにしてそのまま寝ることにしました。
あとがき
青森でもう一度走りたい道は?と聞かれると「龍泊ライン」は外せない。西側の海岸線を走ってから、龍のごとく駆け上がる道を走りきったときの達成感が半端無い。そこから灯台までの尾根沿いも爽快だ。ただ、東側の海岸線は交通量が多くて苦労したので、あじさいロードを走って、津軽中山ライン(県道14号)を使えばよかったかもしれません。