2023.10.28〜29 旅日記③
どーもトンチキです。
さて、上野の四方八方を歩き回って、最後に向かうはキュビスム展。
実はあまりキュビスムには興味が無かったのですが、モネ展の当日券を購入する時にたまたまお隣に居たマダムと少々お話する時間がありまして。
どうやらマダムはオランダやフランスなどにも足を運んでいる、かなりの芸術通。
しかもご自身も絵を描かれているそうで、なかなか地元ではお目にかかれない方との出会いに感動しながら、モネ展の後の予定が決まってないと話したら「絶対にキュビスム展は行きなさい」とのお告げが。
「モネは日本でも見られるけれど、キュビスム展の方は日本ではそうそうお目にかかれない、かなり貴重なものばかりだから行かないと損」と芸術の道を歩まれている方に言われたら、行くしかないですよね。
ただ、あちこち回ったおかげで、時間はこの時点で16時。
早く回らないと友人との待ち合わせに遅れるかもしれないと、ちょっと焦っていたところで、彼が「見て」と裾を引っ張って、上を指しました。
いきなり視界に非現実的なものが飛び込んでくると、一瞬、脳を疑いますね。
彼の指さした先には、偶然にも中国雑技団が、イベントの大トリとして、椅子の上でバランスを取る芸を行っていました。
写真だと分かりづらいのですが、この下も7、8個は椅子があります。私2人分よりも高さあるかもしれないな……レベルの高さだったのですが、人混みの後ろの方で撮ったので、どうしてもコラージュ感が出てしまう……😂
ただ、もちろん命綱無し。この日は風も強く、椅子が揺れることも一度や二度で無く。
明らかな命懸けの芸をヒヤヒヤしながら見守っていました。
写真ももう少し撮りたかったのだけれども、ビビってそれどころじゃなかった。サーカスとかもそうだけど、ああいう芸をされる方を心から尊敬します……。
さて、芸の成功を無事に見届け、急いで向かったキュビスム展は、幸いなことにかなり空いており。
撮影可能な絵画も多く、のんびりと歩きながら色んな絵を堪能出来ました。
ただね、さすがキュビスム。
印象派であるモネの絵と違って、パッと見ただけでなかなか絵に込められた意味だったり意図だったりが掴めない。
彼もなかなかに難解そうな顔を浮かばせていまして。
ああじゃないか、こうじゃないか、なんてヒソヒソ耳打ちしながら絵の中に込められた意味を探っていました。
さて、皆さんはこの絵のタイトル、なんだと思いますか?
絵画の答えがそのままタイトルになっているような作品なので、ぜひ絵の中に見えたモチーフをお相手さんと話してみて、タイトルを想像してみてください。
答えは最後に書こうかな。
ちなみに私は最初に絵を見た時に浮かんだものとは全然違うタイトルが付いてて驚きました。
彼は掠ってたから、私が難しく考えすぎてたかも?
この絵の他にも、たくさん好きな絵がありました。
ありのままの風景を描く印象派とは違い、様々な線で、平面的であり、だからこそ立体的になる世界を構築しているので、まあ頭を使う、使う。
でも頭を働かせた分、絵画をより楽しめた気がします。
オタクなので、推測であれこれ考えるのが好きなんですよ😂
ちなみに先程の絵画のタイトルは「果物皿とトランプ」でした。確かにブドウはあるし、トランプの柄もあるけど、皿要素が分からない……難しくて奥が深いですね。ぜひ知識のある方と一緒に回ってみたいな。
そして美術館を出たあとで、前に記事にした月を見上げて写真をパシャリ。
古いスマホじゃやっぱり上手く撮れませんね。
そんな月を眺めながら、私たちは新宿へ。
と言った具合で今日はここまで。
それでは、また明日。
はい乾杯🥂
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