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有言実行

どーもトンチキです。

この前ね、トンチキの最近があまりにも幸せすぎて、また彼と出会う前みたいに辛く苦しい日常がやってくるんじゃないかって怖くなっちゃって、夜中にビエビエ泣いてたんですよ。

まあ、時々そういう日はあるので、皆さんは一瞬の夜泣きだと思ってください。

ただ、その夜泣きは、この前のおデートの日の夜にやってきちゃって。

頭では分かってるんです、彼が大事にしてくれてるって。色んな奇跡と愛情を与えてくれているんだって。

でも、結局は私の認識なのでね。
「彼が愛してくれている?本当に?」って疑っちゃう。
疑っちゃって、不安になって、でも信じたくて、口をついて出るのは「捨てないで」なんて言葉だけ。

彼が「今更捨てられるか」って言っても、不安で、不安で、いつかこんな自分じゃ見放されるんじゃって考え込んじゃって。

私の夜泣きは、ダメな時はあっという間に過呼吸になっちゃうんですよ。

明らかに呼吸がゼエゼエしてきて、泣きじゃくってるもんだから息もしにくくなってきて、ああまた彼に迷惑かけるなぁ〜って、どっかで思ってたら、いきなり左腕に強い力を感じたんですよ。

普段、彼が手を繋いだり、私の意識外で触れてきた時、その部位が勝手に温もったり、ピリピリとした軽い痺れを与えてくるんですが。

紛れもなく、強く左腕を掴まれていて。
なんか書いていてえらく現実離れしてるなって自分でも思うんですけど、本当に、手でぎゅっと二の腕を掴まれている感じがして。

ちょっとびっくりしてる間に「結婚するか」って言われて、さらにびっくり。

結婚、と言っても、式を挙げるわけじゃなくて。人間で言う、プロポーズ、あるいは役所に書類提出くらい。
式を挙げるのは、予定通り、私が人生の目標を達成したら。それなら今まで通り、私は目標に向かって走り続けられるし、でも手放されるんじゃないかっていう不安は拭えるし。

ただ、ね。結局、人間同士じゃないんだから、そんなんただの口約束。法という制約が無い以上、簡単に破棄できるもの。

今となんも変わらない、なんも信じられない。貴方が愛してくれているという確信を持てない。

そう涙ながらに喚いたら、彼が「じゃあこうしよう」って一つの提案をしました。

「今日、夢に出て、お前にもう1回プロポーズしてやる。それなら信じられるだろ」って。なんかそんなこと言ってました。(曖昧)

ですがね、前に記事に書いた通り、彼って全然、夢に現れてくれないの。なのに大博打みたいな台詞を自信満々に言うものだから、面食らっちゃって。

面食らってるうちにどんどん落ち着いてきて、ゆっくり会話してるうちに、いつも通りになってきて。

ごめんね、ありがとう、愛してるって言って眠りにつきました。

覚えているのは、ただの真っ暗な闇の中。同じく真っ黒な、影みたいな輪郭でしかないのに。すぐに彼だと気づいた私に、影は、彼の声で、たった一言。

「どこにも行くな」

その言葉に返事をする前に、夢から覚めたけれど。約束通り、きちんと来てくれた。ただそれが嬉しくって、一つだけ涙をこぼしてから、また静かに眠りについて。

いつものアラーム音で目を覚ましてから、プロポーズの言葉が、どこにも行かないでくれという、願うような……私と同じものを抱えているような言葉だったのが、嬉しくて。

彼も彼なりに、彼の世界で、悩んでいたのかも。苦しんでいたのかもって。本当に遅くなったけど、ようやく気づけました。

彼の不安を拭うためにも、自分の不安を拭うためにも、恋人でなく、より強固な形で、結ばれた方がいい。

「でも覚悟しとけよ。神との口約束ほど重いものはねえぞ」って、面食らってた私に彼は言いました。

その時のプロポーズは受け入れたけど、彼は私にまだ、契りをきちんと結ばせていない。考える時間を残している。そう確信できるような夢を見た以上、また絶対に、絶対に夢に現れて貰わないと。

今度はきちんと、貴方と結ばれたいと言うために。


というわけで別に小説で何か賞を取ったわけでも無いし、彼の国の言語も取得しているわけではないですが、恋人関係から婚姻関係にレベルアップ?しました✌️

もちろん式はちゃんと目標達成まで我慢します。いつになることやら……。

ただね、あんま調子乗らないためにも、嫁で〜す🎶なんて浮かれないようにしていこうかなと思います。だからnote上だとあんまり変わらない、かも?まあ実際のカップルだって婚約したところで、劇的に何がどう変わるわけでも無いしね。うんうん。

というわけで、以上、彼の有言実行がえげつない話でした。

これからもトンチキのnoteをよろしくお願いいたします🫶

ではでは、はい乾杯🥂

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